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無人島がトドだらけ 毎年冬から春にかけ多くのトドで埋め尽くされる島 稚内・弁天島 いったいなぜ?

HTB北海道ニュース / 2024年12月20日 18時2分

(c)HTB

今の時期、北海道・稚内の沖合の無人島に大量のトドが集まっています。一体、何が起きているのでしょうか。

稚内の宗谷岬から1キロほど沖合に浮かぶ無人島、弁天島です。今月17日びっしりと横たわるトドの姿がありました。その数はおよそ500頭。毎年、冬から春にかけてこの島は多くのトドで埋め尽くされます。

夏場、トドは繁殖地となるオホーツク海側で過ごします。冬になると流氷で海が閉ざされるためエサを求めて南下しますがその途中、この弁天島で休憩しているのだそうです。

道総研水産研究本部稚内水産試験場調査研究部・堀本高矩主査)

「島にいるときは基本的に休んでいるんですけども」、「基本的には島に上がってものを食べることはないと思います。あくまで休憩の場所という」。

トドは弁天島での休憩を終えるとさらにエサを求めて南下し、春になると、再び弁天島に立ち寄ってオホーツクの海へ帰っていくということです。

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