北海道恵山岬沖のタンカー座礁から1週間 重油などを抜き船体を軽くして3度目のえい航…船体動き出す

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函館市の恵山岬沿岸でタンカーが座礁してから12日で1週間。

先ほど沖合にむけて船体が動き始めました。

■前田愛奈記者：

「動いています。タンカーが今動き始めました。えい航船に引っ張られタンカーがゆっくりと動き出しています。」

6日に函館市の恵山岬沿岸で軽油や灯油を積んだタンカーが座礁してから1週間となります。

船体を沖合に引き出すため、船から燃料となる重油およそ200キロリットルを抜き、積み荷の軽油の一部や船員の生活用水を降ろして船体を軽くする作業が行われました。

先ほど3度目となるえい航船による引き出し作業が始まり、船体が動き出しました。

順調に進んだ場合は、満潮となる午後1時頃までに沖合まで引き出し、函館港にむけてえい航される予定です。