座礁したタンカーがようやく動き出し函館港へえい航中 海保は業務上過失往来危険容疑で捜査進める

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北海道函館市の恵山岬沿岸でタンカーが座礁した事故について、海保が業務上過失往来危険の疑いで捜査していることが分かりました。

前田愛奈記者：「動いています。タンカーが今動き始めました。えい航船に引っ張られタンカーがゆっくりと動き出しています」

函館市の恵山岬沿岸で座礁したタンカーは11日から12日にかけて燃料200キロリットルを抜くなどして船体を軽くし、午前11時20分すぎに沖合に引き出されました。

座礁から1週間、地元では漁に出られない状況が続いていました。

えさん漁業協同組合・上見孝男組合長

「船が降りたから安心はしているが、この後海産物に被害がなければいいなと思っている」

タンカーは13日朝にも函館港にえい航される予定です。

函館海保は、業務上過失往来危険の疑いで乗組員への調べを進めています。