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岩礁が100mほど削れる 恵山岬座礁タンカー重油流出で地元漁協が調査「油の沈殿は確認できませんでした」

HTB北海道ニュース / 2025年1月16日 18時17分

(c)HTB

函館市の恵山岬沿岸でタンカーが座礁し燃料の重油が流出した事故。地元の漁協が行った現場海域の調査で、岩礁が100mほど削れていることがわかりました。

前田愛奈記者)

「いまダイバーを乗せた船が現場に向かって出発しました。これから現場の海産物を採取します」。

今月6日、愛媛県の和光汽船が所有するタンカー「さんわ丸」が恵山岬沿岸で座礁し、燃料の重油が流出しました。

現場の海域はウニやフノリなどの漁場ですが、地元のえさん漁協は重油流出事故の後、出漁を見合わせています。

漁の再開に向けて漁協は16日あさ、民間の調査会社のダイバーとともに現場海域を調査したほかウニやアワビなどを採取しました。

その結果、現場付近の岩礁がおよそ100m削れていることがわかりました。タンカーを沖に引き出す際にできたものとみられ、割れた岩のそばには複数のウニがいるのが確認できます。

調査をした大歩・中村徹也社長)

「(漁場の)岩礁は大きな岩が砕けるような感じで、漁師さんもいままでこういう形ではなかったと言っていましたので」、「油の沈殿は確認できませんでした」。

採取したウニの味を確認した漁協の組合長は。

えさん漁協同組合・上見孝男組合長)

「味はいいです」、「油膜がないということは油は大丈夫と思っている」、「いまの時点ではウニやアワビ、こういうものには影響ないようなのでそれはそれで安心しています」。

えさん漁協は17日以降にフノリなどの海藻類を採取し、調査の結果、影響がなければ漁を再開したいとしています。

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