飲食店入るビルの受水槽にノロウイルス ビルの水を利用した27人が下痢や嘔吐 札幌市中央区

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集団食中毒の発生です。先月、札幌市中央区のビルで供給された水を利用した27人が、ノロウイルスに感染していたことがわかりました。

食中毒が発生したのは札幌市中央区の「五番街ビル」です。札幌市保健所によりますと先月29日、ビルのテナントの従業員から「水が濁っている」と管理会社に連絡がありました。

このビルには複数の飲食店が入り、この日、ビルで供給された水を利用した27人に下痢や嘔吐などの症状が現れ、その後の検査でノロウイルスが検出されました。

札幌市保健所はビルの受水槽の水がノロウイルスに汚染されていたことによる集団食中毒と断定し、ビルの所有者に原因究明と再発防止を指示しました。