空港連絡バスも運休する事態 北海道 季節外れの暖かさで路面凍結による事故相次ぐ 21日の朝も凍結に警戒

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19日から続く季節外れの暖かさで20日あさの道内は路面凍結による事故が相次ぎ空港連絡バスも運休する事態となりました。

午前6時ごろ。渋滞が起きているのは道南・森町の国道5号。対向車線にはみ出したトラックが、別のトラックと衝突。路面は一部、ブラックアイスバーン状態でした。

20日あさ、道内では凍結路面での事故が相次ぎました。江別市西野幌では、午前8時ごろにスリップしたとみられる軽乗用車が対向車の乗用車と正面衝突。軽乗用車の20歳の女性が意識不明の重体です。

室蘭市本輪西町では午前6時半ごろに走行していた重機が前方の軽乗用車に衝突。そのはずみで前にいた70代の女性がはねられ死亡しました。警察は重機を運転していた43歳の男を過失運転致死の疑いで現行犯逮捕しています。

櫻井靖大記者）

「こちら空港行きのバス停ですが誰も並んでいません。運休の張り紙が張られています」。

交通障害も。道央道・千歳恵庭ジャンクション付近では早朝にスリップによる事故が相次ぎ、一時、通行止めや渋滞が。この影響で、札幌と新千歳空港を結ぶ空港連絡バスは午前中は運休となりました。

愛知から）

「ちょっとショックです。びっくりです。冬の北海道でしょうがないかな。いつものことなので」、「電車遅れてたので、バスにしようと思ってたらこういうことになった。ダブルパンチ」。

香港から）

（Qバスに乗りたい）「もちろん」、「簡単だし速い」、「（階段を）下がったり上がったりするのが大変」。

新千歳空港発のバスも運休に。自宅の近くまでバスで移動しようとしていた人も予定変更を余儀なくされました。

学生）

「このあと学校があるのでちょっとピンチ」、「1回JRで札幌駅まで行って地下鉄で帰ろうかと」（Q：間に合いそう？）「頑張ります遅刻するかな…って感じ」。

今夜は全道的に再び氷点下まで気温が下がる見込みで21日の朝も凍結路面に警戒が必要です。