氷像のテーマは「タンチョウ」に…タンチョウを呼び戻す活動を記録した映画から着想 札幌パークホテル

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札幌市内のホテルで、毎年この時期に作られる氷の像。

今年は優美なタンチョウが登場しました。

24日、中央区の札幌パークホテルで作られていたのは道東を中心に生息するタンチョウがまさに飛び立とうとする氷の像です。

手がけているのは毎年ホテルでの氷像を作りを担当している古屋光行さん。

今年のテーマをタンチョウにしたのはあるきっかけがありました。

北海道長沼町の農家がタンチョウを呼び戻す活動を記録したドキュメンタリー映画「奇跡の子」。この映画に心打たれたといいます。

■日本氷彫刻会古屋光行さん（67）：

「舞鶴の湿原から、長沼の空に飛び立つ瞬間をみて、このイメージができました／たくさんの人に見てもらって、（像は）いずれは解けてしまいますけど、心に残る作品でいたいと思います。」

■氷の透明感と職人技が表現するタンチョウの美しさ。

26日から来月24日まで展示されていて、ライトアップも行われます。