【なぜ】一歩間違えれば大惨事 ドラレコが捉えた「あおり運転」の様子 被害に遭ったのはタンクローリー

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先週、札幌市内の道路で車が「あおり運転」をする様子を、ドライブレコーダーが捉えました。被害に遭ったのはタンクローリー。大惨事になりかねない迷惑行為です。

先週21日午前7時半ごろ、タンクローリーに設置されたドライブレコーダーの映像。

札幌市北区の新川通りを走っていると、いきなり左から白い車がウインカーを出さずに車線変更してきました。白い車はもう一度、左へ。急な車線変更に軽乗用車は思わずブレーキを踏んでいます。そして数十m走ったところで。

白い車は突然ブレーキを踏み減速。左車線に移動しながらさらに減速し、タンクローリーと衝突寸前に。さらに、白い車のドライバーが窓から身を乗り出し、タンクローリーを挑発するような様子も。白い車はその後、加速して走り去っていきました。なぜあおり運転をしてきたのでしょうか。タンクローリーの運転手は。

タンクローリーの運転手）

「危険だと思ったからクラクションを鳴らしたんですけど、それで怒ってあおり運転につながったんだなと思いました。大声で何かを叫んでいるのはわかりました」

井口七海記者）

「あおり運転のあった新川通りです。三車線道路ですが交通量も多く、大型の車も多く走っています」

被害を受けた男性が運転していたのは大型のタンクローリー。当時は2万リットルの灯油を運んでいたため、一歩間違えば大惨事になっていたと話します。

タンクローリーの運転手）

「積んでいるものが灯油とかの危険物なので、これが事故で道路に巻いてしまったら、そのあとはもう大惨事になるので。事故はそのあとも大変なので、もう絶対なくなってほしい」

危険なあおり運転。男性は、警察に被害届を提出したということです。