札幌・函館 アパート火災相次ぐ 札幌では60代男性全身やけどで病院搬送

(c)HTB

28日、道内ではアパート火災が相次ぎました。

札幌では60代の男性が会話のできない状態で病院に運ばれ、函館でも30代の女性がけがをしています。

午後1時半ごろ札幌市豊平区水車町5丁目の4階建てのアパートで隣の家に住む男性から「自動火災報知機が鳴り、煙が漂っている」と消防に通報がありました。

消防によりますと火元は1階の一室で、火はおよそ1時間後に消し止められました。

この火事で火元の部屋に住むとみられる60代の男性が、全身にやけどをして病院に運ばれました。問いかけに対して会話ができない状態だということです。

前田愛奈記者：

「現在、消火活動が行われています。建物から黒煙が上がり続けていて、辺り一体が煙に包まれています」

函館では正午すぎ、深堀町のアパートで「黒い煙が出ている」と隣のアパートの住人から消防に通報がありました。

同じアパートの住人：

「部屋の中にいたら消火の水が窓にかかってきて燃えかすも落ちてきたり玄関のドアを開けたら煙ですごかったです」

消防車など14台が出動し、火はおよそ1時間後に消し止められました。

消防によりますと、火元の部屋の住人とみられる30代の女性がのどの痛みを訴え病院に運ばれました。