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「自分のコンブ」と無罪主張 漁協の羅臼産天然コンブを勝手に売却 横領の罪に問われている元職員の初公判

HTB北海道ニュース / 2025年1月28日 16時52分

(c)HTB

漁協に保管されていた羅臼産天然コンブを売却し、およそ82万円を横領した罪に問われている男の裁判。男は「自分のコンブ」と起訴内容を否認しました。

起訴状などによりますと、羅臼漁協の元職員・吉田幸洋被告(41)は、おととし9月から10月にかけて、漁協の倉庫で保管されていた天然コンブおよそ270キロを業者に販売し、代金およそ82万円を横領した罪に問われています。

28日の初公判で、弁護側は「販売したコンブは吉田被告所有のもので横領ではない」と無罪を主張。吉田被告も、裁判長の「自分のコンブということですか」という問いかけに対し、無言でうなずきました。

次回の裁判は来月18日に行われます。

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