「新幹線工事が影響した可能性高い」北海道黒松内町・川の水枯れ問題 最終的な調査結果を今年秋に示す方針

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後志の黒松内町で川の水が枯れた問題で、鉄道・運輸機構が地元に、札幌延伸に向けた新幹線工事が影響した可能性が高いと伝えていたことがわかりました。

川の水が枯れたのは、黒松内町を流れる2級河川「朱太川」の支流「神社ノ沢川」です。

川の一部の真下では、北海道新幹線の長万部駅と倶知安駅の間にある全長15・56キロの「内浦トンネル」の工事が行われています。

関係者によりますと、事業主体の鉄道・運輸機構は先月下旬、黒松内町に対して「トンネル内の地下水が増えている」と報告。そのうえで、川の水枯れは「工事が影響している可能性が高い」と報告したということです。

鉄道・運輸機構は現在も調査を継続中で、最終的な調査結果を今年秋にも示す方針です。