経産大臣とNUMO幹部 北海道知事に謝罪 北方領土へ核ごみ最終処分場建設の提案に「一石三鳥四鳥だ」発言で

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NUMO幹部が北方領土へ核のごみ最終処分場を建設する提案に「一石三鳥四鳥だ」と発言したことに対し、北海道の鈴木知事は30日の定例会見で電話で謝罪を受けたことを明らかにしました。

北海道・鈴木知事）

「元島民の方々が故郷に対する強い思いを抱いているなかで、この度の発言は北方領土問題に対する理解や配慮に欠けている」。

NUMOは23日に東京で核のごみ最終処分場についての説明会を開きました。この中で北方四島に最終処分場を建設するという参加者からの提案に対し、経産省とNUMOの幹部が「魅力的な提案だ」「一石三鳥四鳥」などと発言していました。

これについて30日の定例会見で鈴木知事は28日に経産省とNUMOに抗議し、武藤経産大臣とNUMOの山口理事長からそれぞれ電話で謝罪を受けたことを明らかにしました。

31日に根室市で開かれる説明会では発言したNUMO幹部が出席し謝罪をするということです。