市から撤去命令を検討されている動物園「ノースサファリサッポロ」 国道沿いに看板を違法に設置も 札幌

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札幌市が建物の撤去命令を検討している、動物園・ノースサファリサッポロ。園が国道沿いに看板を違法に設置していることが新たにわかりました。

加藤諒也記者）

「ノースサファリサッポロと書かれた看板があります。縦と横の長さがおよそ2mほどでかなりの大きさがあります」

南区の国道230号沿いに掲げられたノースサファリサッポロの案内看板。道開発局によりますと全部で5枚あり、2006年以降に設置されたものだということです。国道沿いの国有地に営利目的の看板を設置することは道路法で禁じられていて、道開発局は運営会社のサクセス観光に対し、撤去を求める口頭での指導を8回行ってきましたが、サクセス観光は「場所がわかりづらい」などとして応じていないということです。

サクセス観光はHTBの取材に対し、「違反状態になっているものは速やかに撤去する」とコメントしています。この動物園を巡っては、市が、市街化調整区域に無許可で建てられた建物の撤去命令を検討しています。