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「お米の流通量が足りていない」去年から高止まり続くコメの価格 ふるさと納税の返礼品にも影響が

HTB北海道ニュース / 2025年2月6日 17時59分

(c)HTB

去年の秋以来、高止まりが続いているコメの価格。ふるさと納税の返礼品にも影響が出る事態となっています。

井元小雪記者)

「店頭に並んでいるこちらの北海道産のコメ、すべて3000円を超えています」。

いつになったら価格は落ち着くのでしょうか。札幌市内の店では5kgの道産米が去年の同じ時期と比べてほぼ倍の価格で販売されていました。

客)

「高いですね・・・買わないという選択肢はないので、食べないわけにはいかないけど大変」、「少しでも・・主食ですから」。

キテネ食品館 中塚誠社長)

「お米の流通量が足りていない」、「コロナの時のインバウンドがいないとき、飲食店も大変だった時と比べると、いまは倍ぐらいに出ていく」。

札幌市が調査したゆめぴりか5kgの小売価格です。

去年1月は2640円でしたが、少しずつ値上がりが進み、深刻な米不足や生産コストの高騰で去年10月に急上昇。新米が出回った11月以降も高止まりが続いています。

コメの流通不足の影響は北海道のコメどころ、深川市にも。

ふるさと納税の返礼品で最も人気を集める地元産のコメ。

しかし、「想定を大きく上回る申し込みがあった」として今月から4月分の発送が大幅に遅れ、来シーズンの新米が出回る10月の発送になると、4日のホームページにお詫びのコメントを発表しました。

深川市役所観光特産係 岡田康誌係長)

「在庫の業者間での奪い合いという形で、在庫自体を確保することができなくなってしまったというのが主な要因」。

深川市は希望者に対し同じ価格の返礼品への変更を受け付けているものの、ふるさと納税は寄付扱いとなることから返金対応は原則できないとしています。

コメを期待して申し込んだ人たちからは怒りの声も上がっています。

「非常に横暴な対応、返礼品のお米を楽しみにしていたのに」

「二度と深川市にはふるさと納税しない」。

国は先月、大凶作や災害時のための備蓄米の放出を決定。

江藤拓農水大臣)

「(売り出しを)いつとは申し上げませんが、スピードアップすることは間違いない」。

コメの流通不足は改善するのでしょうか。

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