54歳男に懲役4年4か月の判決 信号待ちの乗用車にRV車で追突 3人にけがさせ現場から逃げたなどの罪で

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去年5月、札幌市中央区でRV車を運転中に乗用車に追突し現場から逃げた男の裁判で、男に懲役4年4か月の判決が言い渡されました。

起訴状などによりますと、札幌市中央区の飲食店経営者＝工藤達人被告54歳は、去年5月札幌市中央区南10条西10丁目の石山通で、RV車を運転中に信号待ちをしていた乗用車に追突し、当時68歳の男性ら3人にけがをさせてそのまま逃げたなどの罪に問われています。

12日の判決で札幌地裁の藤井俊彦裁判官は、「工藤被告は直ちに運転を中止せず、救護活動をせず警察官にも申告しなかった」と指摘。また、「工藤被告の行動は再び刑務所に行きたくないという身勝手な判断」などとしたうえ、多量の覚醒剤を所持し使用していたとして、工藤被告に懲役4年4か月の判決を言い渡しました。