「AIの平和利用」を訴える宣言文を採択 世界の宗教家らが広島で議論

広島テレビ放送

世界各地の宗教指導者らが人工知能＝AIを利用する際の倫理について議論する会議が閉会し、「AIの平和利用」を訴える宣言文を採択しました。会議2日目となった2024年7月10日は、カトリックやイスラム教などの宗教指導者らや、河野デジタル大臣が平和公園の慰霊碑に献花しました。会議は「人工知能」の兵器利用を食い止めるのが目的で、原爆による惨禍を踏まえ「AIの平和的な利用」を訴える宣言文を採択しました。

■河野太郎 デジタル大臣

「この街でかつて何が起こったかを思い出し、みんなで団結し共に前進しましょう」

文書は「現代の戦争では、AI技術が無人機などの兵器に利用されている」と指摘。「生命を破壊し傷つけるために使用されないよう」訴えています。

【2024年7月10日 放送】

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