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宮島でフェリー座礁事故 「風に流されていることに気づかず」 国の運輸安全委員会が報告書

広島テレビ ニュース / 2024年8月30日 19時31分

広島テレビ放送

今年3月、廿日市市の宮島で、フェリーが座礁した事故で、国の運輸安全委員会は調査報告書を公表し、原因について「風に流されていることに気づかず、浅瀬に乗り上げた」としました。

この事故は今年3月、廿日市市の宮島の大鳥居付近で、JR西日本宮島フェリーの「ななうら丸」が、浅瀬に乗り上げたものです。当時フェリーには、乗組員など4人が乗っていましたが、ケガはありませんでした。国の運輸安全委員会は調査報告書を公表し、それによると、強風注意報が発表されている中、船長がほかの船に気を取られ、風に流されていることに気づかず、目視・レーダーなどによる船の位置の確認をしなかったことが原因としました。また、JR西日本宮島フェリーは、再発防止策として、事故が発生した海域への侵入を禁止することなどを乗組員に周知したということです。【2024年8月30日】

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