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「職場以上、家みたいな感じ 」 ちゅーピープール最後の日を見届けた職員に密着 広島・廿日市市

広島テレビ ニュース / 2024年9月3日 18時56分

広島テレビ放送

廿日市市にある「ちゅーピープール」が、9月1日で60年の歴史に幕を下ろしました。夏の思い出がいっぱいのプール。最後の日を取材しました。

午前8時。廿日市市の山中にできた大行列。目指す先にはあるのは・・・

ちゅーピープールです。営業最終日は大行列となりました。

Q)一番ですか?

「一番です」

Q)何時に来ました?

「深夜12時(午前0時)に来ました」

■子ども

「ウォータースライダーや流れるプール、波のりプールにいきたい」

♪おはようございます♪

■ちゅーピーパーク 高原寛正さん

「最後の日です。しっかり対応してください」

ちゅーピープールで働く高原 寛正さんです。

■高原寛正さん

「50歳です。学生のアルバイトのときから」

30年間プールと向き合った生活も、きょうで卒業です。

■ちゅーピーパーク 高原寛正さん

「最後なので楽しんで帰ってほしい」

午前9時、最後のオープンです。

ちゅーピープールでは個性的なプールが楽しめます。

頭の上にある巨大なバケツが満杯になると一気に水が落ちてくる「びっくりバケツ」

大きな波で遊べる「波のりプール」

全長120メートルの「ウォータースライダー」

■お母さん

「この子はプールデビューです」

「チチヤス(プール)の時から来ていて大人になっても友だちと来ていました」

プールを楽しむには、休憩場所の確保は欠かせません。

■お母さん

「人数が多いので、つづきで大きいところがとれてよかったです」

「10年ぐらい子どもをつれて来ているので無くなるとさみしい。最後なので」

毎年、10万人近くが訪れていたちゅーピープール。元々は「チチヤスダイヤモンドプール」でした。1964年に開園し、ナイトプールなどが人気を呼びました。

しかし、今シーズンで営業を終えることとなり、跡地にはカープの大野練習場と寮が移転することになりました。

プールサイドには監視員の姿。子どもたちを見守っています。

■ちゅーピーパーク 高原寛正さん

「プール監視員には、おぼれる前に、事前に危ないと思ったら声をかけなさいと。浮輪につかまらず、深い方にいったら浮輪をつけなさいと」

楽しい時間はアッという間でした。

■お父さん

「夏はちゅーピープールと子どもの成長の思い出。身長も抜いていきましたからね」

だれもいなくなったプールに、高原さんの姿がありました。

■ちゅーピーパーク 高原寛正さん

Q)ちゅーピープールとは?

「職場以上、家みたいな感じ 。マイホーム」

午後4時30分。

真夏に癒やしを与えてくれた「ちゅーピープール」は60年の歴史に幕を下ろしました。

【2024年9月3日 放送】

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