残暑の中の体育祭 熱中症対策で屋内開催 広島・福山市

広島テレビ放送

福山市の総合体育館で開かれた、近大附属広島高校・中学校福山校の体育祭。初めて屋内で開催しました。生徒約１１００人を熱中症から守るためです。

■中学１年生

「外に比べたら涼しいので、結構快適」

■高校２年生

「（去年までの）外はめっちゃ暑かった。砂ぼこりとかも目に入って痛かった」

９月に入っても続く厳しい残暑…。

福山市では１２日、最高気温３４．２度を記録。安芸太田町加計や府中市など県内５か所で、最高気温が３５度以上の猛暑日となりました。

一方、会場の体育館の温度は２６度ほどに抑えられています。屋外での体育祭では、多い年には１０人ほどに熱中症の症状がみられましたが、今年は１人もいませんでした。

■保護者

「体育館内で一体感があって、盛り上がっていて、見ていて楽しい」

■高校３年生

「今回は屋内ということで、自分のおじいちゃんとおばあちゃんが来ていて、自分の姿がよく見られる思い出に残るものになった」

学校は生徒や保護者から意見を聞き、来年の屋内開催について検討するとしています。

（２０２４年９月１２日放送）

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