岸田前首相からバトンタッチ 石破新政権発足へ 広島の反応

広島テレビ放送

広島では政治改革を求める声が上がる一方で、近く行われる総選挙に向けた動きが加速化しています。

■岸田文雄 前首相

「3年間本当に多くの皆さんに支えていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。」

拍手で職員らに見送られた岸田前首相。内閣を総辞職し、首相官邸を後にしました。

「石破茂君を内閣総理大臣に指名することに決まりました」

バトンを託されたのは石破茂新首相。今夜、新内閣を発足させます。

広島市民の期待は…。

■30代

「景気をよくしていくようなことをしてほしい」

■80代

「後期高齢者の方も少しは考えてほしい」「負担がかかるばっかりだからね」

■30代

「（総理が）変わったから何か大きくこれからの生活が変わるのかなと思うとそういうこともないような気もするし」

■70代

「世界平和へのメッセージを日本を代表して世界に声を大にしてアピールしてほしい思います」

自民党広島県連の中本会長代理は「政治とカネ」の問題について改革を進めるよう要望しました。

■自民党広島県連　中本隆志 会長代理

「ルールは絶対に破ってもらっては困ると。そしておごり、それから怠慢、これは絶対に許さない。政治改革を行ってもらいたい、これを一番望むところでありまして」

総選挙に向けた動きも加速化しています。自民党広島県連は1日、選挙対策本部を立ち上げ、結束を呼びかけました。

■自民党広島県連　冨永健三幹事長

「勝てるようにがんばってまいりたい。ルールを守る自民党、信頼される自民党を訴えていくことになろうかと思います」

一方、野党を支援する「連合広島」も準備を本格化させるとしています。

■連合広島　大野真人 会長

「連合広島としても、政権交代をというのを目標に掲げて勝ちに行く選挙を当然ながら進めていくと」

新たな首相の誕生から、早くも関心は総選挙へ。衆院選は15日に公示、27日に投開票となる見通しです。

【2024年10月1日　放送】

この記事の動画はこちらから再生できます