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中央図書館がエールエールA館に移転! アクセス抜群で多くの利用者を期待 広島の魅力を知る場所へ【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビ ニュース / 2024年12月5日 7時0分

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広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。今回プレゼンするのは、木村和美アナウンサー。エールエールA館に移転予定の広島市立中央図書館についてプレゼンします。

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広島市中区中央公園にある広島市立中央図書館は、街中にあることから、現在も多くの利用者がいます。

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中央図書館の利用者の推移を見ると、コロナ禍の期間は一時期落ち込みましたが、最近は増加傾向にあり、2023年度は31万2000人が利用しました。その中央図書館が、広島駅南口にあるエールエールA館への移転を予定しています。

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中央図書館は、2024年で建設から50年が経つことから、老朽化の進行による耐震化と、図書館機能の向上が期待されていました。そこで広島市は、広島駅前でアクセスが良く、多くの人に利用してもらえる「エールエールA館への移転」「現地での建替え」「中央公園内での再整備」の3つの案を提案しました。比較や検討を進めた結果、議会や市民と協議をし、2023年1月に中央図書館の「エールエールA館への移転」を決定しました。

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新しくできる中央図書館は、エールエールA館の8階から10階に入ります。エールエールA館は、広島駅からすぐの場所にあるでアクセスも良いことから、「ミチ」という回遊動線が取り入れられます。「本や人と出会う」「新たな広島を知る体験」ができる場所になるように、との思いが込められています。

小さい頃から、本と親しめるような空間になっていくといいな!

各フロアでテーマが分れており、8階は「こどもと青少年のエリア」とされ、子どもたちが本を好きになる出発点となるような空間にするために、絵本の読み聞かせコーナーや、自習室を設置するということです。

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9階は「広島を知るエリア」をテーマに、被爆資料や広島ゆかりの作家の文学作品、文学資料などを集めた専用の展示室や、デジタル技術を活用した郷土資料のスペースを設けて、広島の歴史や文化を学べるフロアになっています。

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「図書と映像のエリア」となる10階には、一般書や専門書が置かれます。これまで、中央図書館に隣接していた「映像文化ライブラリー」が入り、講演会や音楽演奏会などができる上映ホールも建てられます。また、被爆体験の継承も行われます。

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さらに注目は、各フロアに設置される大きな窓です。現在の壁を取り払い、窓を設置する工事が行われます。川に面しているためたくさんの光が入り、気持ちの良い場所になりそうです。中央図書館は、2026年春に完成する予定で、現在の1.4倍の広さとなります。市民に親しまれる空間になることが期待されます。

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また、同じ中央公園内にある「こども図書館」も、中央図書館に集約した上での移転方針を示していましたが、他にも「こども文化科学館」など多くの機能を持った施設が並んでいることから、中央公園内で再整備することに決まりました。

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「こども図書館」と同じ建物内に入る「こども文化科学館」は、耐震工事などを行い、展示内容を一部リニューアルした上で、2028年度の完成を予定しています。

広島テレビ 木村和美アナウンサー

活字離れが進む中で、中央図書館は駅前に、こども図書館はリニューアル予定で、多くの人が本と触れ合える環境が整っていくことが期待されます。

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