東広島バイパスのトンネル火災で２５人が体調不良など訴え 付近の住民が語る緊迫の現場

広島テレビ放送

２３日午前、東広島市の国道２号東広島バイパスのトンネル内で車が燃える火事があり、現場近くにいた住民が緊迫の状況を語りました。

■付近の住民

「消防隊員さんとかがかけ声で走っていったりとか煙の量にびっくりしました。むっとするような鼻につくような感じ（の臭い）ですね。」

午前９時５０分ごろ、東広島市の国道２号東広島バイパスで「トンネルで車が燃えている」などと消防に複数の通報がありました。

消防などによると、現場は東広島バイパスの上瀬野インターチェンジと八本松西インターチェンジの間にある大山トンネルの出口付近で、普通乗用車１台が焼け、火は約１時間後に消し止められました。この火事で２５人が体調不良などを訴え、そのうち２人が病院に搬送されましたが命に別条はないということです

警察によると、車を運転していた女性は走行中に車から煙が出たのに気づき、停車して逃げたと話しているということで、警察が詳しい出火原因を調べています。

この事故で、東広島バイパスの一部区間は約７時間にわたり通行止めとなりましたが、午後５時に解除されました。

（２０２５年１月２３日放送）

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