森山未來×藤竜也、圧倒的存在感で魅せる! 『大いなる不在』予告編解禁
クランクイン! / 2024年5月30日 8時0分
森山未來が主演を務め、真木よう子、原日出子、藤竜也が共演、第67回サンフランシスコ国際映画祭で最高賞を獲得した近浦啓監督作『大いなる不在』より、予告編が解禁された。
本作は、2023年9月に開催された第48回トロント国際映画祭のプラットフォーム・コンペティション部門にてワールドプレミアを飾ったのち、第71回サン・セバスティアン国際映画祭でコンペティション部門のオフィシャルセレクションに選出。同映画祭の歴史上日本人初となるシルバー・シェル賞(最優秀俳優賞)を藤が受賞するという快挙を成し遂げた。
さらにはサン・セバスティアンの文化財団「アテネオ・ギプスコアノ」が最も卓越した作品に与えるアテネオ・ギプスコアノ賞も受賞。そしてアメリカ最古の国際映画祭、第67回サンフランシスコ国際映画祭でもコンペティション部門にて最高賞にあたるグローバル・ビジョンアワードを受賞。初監督作『コンプリシティ/優しい共犯』に続き、近浦啓監督が長編第2作目にして世界の映画祭で受賞、絶賛評を博した。
幼い頃に自分と母を捨てた父が警察に捕まった。知らせを受け、卓(森山)は久しぶりに父(藤)の元を訪ねるが、そこには認知症で別人のように変わった父の姿があり、父の再婚相手の義母は行方不明になっていた。いったい何があったのか―。本作は、森山、藤の圧倒的演技が際立つサスペンスヒューマンドラマ。
予告は、卓が、認知症で別人のようになった父と久々に再会し、父の二転三転する発言に翻弄される姿を捉えたもの。
110番通報の「事件ですか?事故ですか?」と問いかける警察の音声に対し、父・陽二が「事件です」と答える緊張感漂うシーンから始まる。場面は変わり、卓が父に、行方不明となった義母・直美の行方を尋ねると、父は「自殺しましたよ」と飄々(ひょうひょう)と答える。果たしてそれは真実なのか。
卓は、真木よう子演じる妻の夕希と共に、父と義母の自宅を訪れ、彼らに何があったのかを探り始めるが、そこに残されていたのは、大量の手紙やメモ。さらに卓は、父を知る人たちから話を聞き、次第に父の人生を辿っていくこととなる。“初めて父の記憶に触れ、私はいま初めてあなたを知りたいと思った”と卓の心情を表すナレーションが流れた後、卓はどんな想いを馳せているのか。
映画『大いなる不在』は、7月12日より全国順次公開。
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