パトリック・J・アダムス、『SUITS』キャストは映画版に前向き

『スーツ』パトリック・J・アダムス、オリジナルキャストは映画版に前向き

　配信でのヒットを受け、新スピンオフ『Suits：LA（原題）』が発表されるなど、再び注目を集めているドラマ『SUITS／スーツ』。主演のパトリック・J・アダムスが、オリジナルキャスト出演の映画版について、前向きな発言をした。

　Varietyによると、現地時間6月2日、ATX TV Festivalのパネルディスカッションに、パトリックが『SUITS／スーツ』のサラ・ラファティやデュレ・ヒル、アマンダ・シュル、アビゲイル・スペンサー、そしてネットワークの社長ジェフ・ワクテルと一緒に登壇したそうだ。

　参加者から、オリジナルキャストが出演する映画版に、キャストやクリエイターは興味があるかと質問されたパトリックは、「僕には何の力も権限もないけれど、『Suits：LA』が製作されるのは確かだよね。クリエイターのアーロン・コルシュは今『Suits：LA』に集中しているし、彼も同じ意見だと思う」とコメント。

　「だけど彼が、あの時の仲間をまた集めることに興味を持っているのも確か。だから、ことの次第によるとは思うけど、可能性があるかというと、僕はあると思っている」と続けたそうだ。

　他の出演者も前向きのようで、デュレも、シリーズで演じたアレックス役でカムバックすることに興味を示したという。

　『SUITS／スーツ』は、ニューヨーク・マンハッタンを舞台にしたリーガルドラマ。ガブリエル・マクトとパトリックが主演し、ほかにリック・ホフマンやメーガン・マークル、ジーナ・トーレスらが出演した。アメリカ・USAネットワークで2011年から2019年まで9シーズンにわたって放送され人気を博したが、昨年6月にNetflixで配信がスタートすると、ニールセンのチャートで1位を記録。以来12週連続でトップをキープし、注目を集めた。

　日本や韓国でもリメイク作品が放送されたほか、ジーナ演じるジェシカ・ピアソンを主人公にしたスピンオフドラマ『SUITS：ジェシカ・ピアソン』も放送されたが、新スピンオフの『Suits：LA』は舞台とキャストを一新する。『ARROW／アロー』のスティーヴン・アメルやジョシュ・マクダーミット、レックス・スコット・デイヴィス、ブライアン・グリーンバーグらが出演する予定。