リアル“ビリー・エリオット”追うドキュメンタリー『コール・ミー・ダンサー』2024年冬日本公開決定
クランクイン! / 2024年6月4日 12時0分
ドキュメンタリー映画『CALL ME DANCER』が、邦題『コール・ミー・ダンサー』として、2024年冬に劇場公開されることが決定。ティザーポスタービジュアルが解禁された。
本作は、遅咲きのインド人バレエダンサーが、夢に向かってまい進する姿を追った感動のドキュメンタリー。
ムンバイで大学に通うマニーシュは、ストリート・ダンスに興味を持ち、独学で練習を始める。ある日、出場したダンスの大会で注目を浴びた彼は、他の選手にダンス・スクールに通うことを勧められる。
豊かではない家庭環境の中、教育の機会を与えてくれた両親に反対されながらも、マニーシュはダンス・スクールの門を叩く。そして、そこでバレエを教えるイスラエル人イェフダと出会い、バレエの魅力にとりつかれた彼は、短期間で驚くような成長を見せるが、バレエダンサーとして活躍するには年を重ねすぎていた…。
『スラムドッグ$ミリオネア』を思わせる混沌とした世界から、リアル『リトル・ダンサー』を目指すことを決意し、血のにじむような努力と葛藤と重ね、波瀾に満ちた人生を送る主人公マニーシュ・チャウハン。そのドラマチックな半生が話題を呼び、2020年のNetflix映画『バレエ:未来への扉』として製作された際には本人役で出演している。彼のひたむきさとたゆまぬ努力、生まれ持っての明るい魅力が重なることで、本作は既存のドキュメンタリーとは一線を画し、さながら“実話ドラマ”を鑑賞しているかのような没頭感を生み出している。
監督を務めるのは、自身もダンサーとして長く活躍し、引退後プロデューサーに転身、バレエの舞台からPBS、ディスカバリーチャンネル、A&E、CBS、アルジャジーラなど数々のドキュメンタリーで名誉ある賞を獲得してきたレスリー・シャンパインと、同じく25年以上ドキュメンタリーを中心に制作してきたピップ・ギルモア。
今回解禁されたティザーポスタービジュアルは、踊るために鍛え上げられた身体とともにバレエに没頭するマニーシュの姿を切り取ったもの。「バレエの虜になった遅咲きのダンサー・マニーシュ。彼を待ち受けていたのは、試練の数々だった」とのキャッチコピーが添えられ、夢中になれるものを見つけた人間が持つ真剣な眼差しが印象的だ。
映画『コール・ミー・ダンサー』は2024年冬公開。
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