『花咲舞が黙ってない』第9話 “舞”今田美桜、大口取引先の粉飾決算と銀行の関係を知る

ドラマ『花咲舞が黙ってない』第9話より

　池井戸潤の人気小説を今田美桜主演でドラマ化する『花咲舞が黙ってない』（日本テレビ系／毎週土曜21時）の第9話が8日の今夜放送される。

　ドラマ『花咲舞が黙ってない』は、池井戸潤の人気小説を実写化したヒューマンドラマ。2014年、2015年に放送されて大ヒットしたドラマの続編で、東京第一銀行本部臨店班に配属された主人公・花咲舞（今田）が、弱い立場の人たちのために銀行内の悪事に真正面からぶつかっていく姿を活写する。舞とバディを組むかつての融資課エース・相馬健を山本耕史が演じ、菊地凛子が舞の新たな強敵となる経営企画部・昇仙峡玲子役で出演する。

■第9話あらすじ

　花咲舞は職場近くの公園で、上司の芝崎太一（飯尾和樹）が若い女性と親しげに話をしている姿を目撃。舞は相馬健に、芝崎が不倫をしているかもと訴えるが相馬は、東京第一銀行の大口取引先である東東デンキの粉飾決算のニュースの方が一大事だと気にも留めない。

　そんな中、2人は虎ノ門支店の臨店に。そこで東東デンキの元経理課長・市村（俵木藤汰）から「東東デンキの粉飾の件は、2か月ほど前に銀行さんが気づいて指摘していた」と言われてしまう。翌日、舞と相馬は虎ノ門支店で得た情報をまとめた報告書を芝崎に提出。すると芝崎は明らかに動揺するようなそぶりを見せた。

　その後、舞たちの報告書は経営企画部長・紀本平八（要潤）の元へ。報告書を見た紀本は昇仙峡玲子に「なかったことに」と報告書の隠蔽を指示。昇仙峡が理由を聞くと紀本は、東京第一銀行内には選ばれた人間しか触れることのできない『エリア51』と呼ばれる極秘事項があると答える。

　1人になった昇仙峡は、恋人だった川野直秀（平原テツ）の遺品の手帳を開く。そこには乱れた文字で51と書かれた形跡が。どうやら川野は亡くなる直前までこの秘密を追っていたらしい。

　その頃、臨店班では芝崎が舞と相馬に報告書を差し戻しながら頭を下げていた。そんな中、東東デンキの第三者委員会が、東京第一銀行から粉飾を隠蔽するよう指示があったと公表。東京第一銀行が行った隠蔽工作は、世間に広まることとなる…。

　ドラマ『花咲舞が黙ってない』は日本テレビ系にて毎週土曜21時放送。