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ちびまる子ちゃんファミリー、TARAKOさんへメッセージ「まる子、大好きだよ」

クランクイン! / 2024年6月15日 14時0分

「TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~」の様子

 3月4日に逝去したTARAKOさんを偲び、「TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~」が6月15日、都内の会場で開催された。アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)でTARAKOさんと共演したキートン山田、屋良有作、豊嶋真千子、島田敏、佐々木優子が囲み取材に応じ、TARAKOさんにメッセージを送った。

 TARAKOさんは『ちびまる子ちゃん』で、主人公・まる子の声優を務めてきた。現場での思い出を聞かれると、おじいちゃん・友蔵役の島田は「座長としてとても心配りができる方。若い方々が入っていても、気さくに声をかけて番組が和やかになる。そんな雰囲気を醸し出してくれる座長でした」としみじみ。初代ナレーションを務めたキートンは「座長と言い出したのは僕。それぐらいいろいろ気を使って、『そんなに気使わなくていいよ』っていうくらいやる人でした。本当にお疲れ様」と語った。

 おばあちゃん・こたけ役の佐々木は「お誕生日のお祝いが大好きで。改めてお祝いをするのではなく、『今週〇〇さんの誕生日ですから、みんなで歌いましょう!』って言って、必ずスタジオの中で彼女がリードしてくれてみんなで歌いました。全出演者、全スタッフの誕生日を覚えていてそれをやるので、毎月のようにみんなで歌っていた思い出があります」と述懐。お姉ちゃん・さきこ役の豊嶋は「いつも『楽しいね』って言いながらやっていて。私は2代目でお姉ちゃんになったので、最初はすごくドキドキしていたんですけど、TARAKOさんの温かい空気にいつも包まれて、伸び伸びやることができました」と振り返り「こんなにアフレコを楽しんでやっている人と一緒に、スタジオの中で姉妹として過ごす時間があって、本当にかけがえのない素敵な時間だったなって思っています」と涙ながらに口にした。

 お父さん・ひろし役の屋良は「テストのときはキャッキャ喜ぶんですよ。『うわぁおもしろい!』って。全体が、ひとつの一座として楽しく芝居をやれるような雰囲気をたくさん作ってくれました。本当に温かい現場。感謝しかないんです」と感謝。自身の役の声でTARAKOさんへのメッセージを求められると、屋良は「お~いまる子。TARAちゃん、たくさん、たくさんありがとなぁ。また会いたいなぁ」、島田は「まる子や! まる子、えぇ~!? そっち行くのかい? まる子待ってくれよ~!」、佐々木は「まる子や、私もね、もうすぐそっちに行くからね。あっためておいておくれ。また飲もうね。孫と飲んじゃダメだね(笑)。またね」、豊嶋は「まる子、大好きだよ」とメッセージ。キートンは「まる子は、いつも友蔵の年金を当てにしているのである。なんでそんなに早く逝ったのか。順番が違うだろ。友蔵が先である。後半へ続く」と“ナレーション”をした。

 囲み取材にはほかにも爆笑問題、太田光代、木原実、山寺宏一が応じた。

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