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田辺桃子、尾野真千子、伝説のボクサー・パッキャオら出演! 日本×フィリピン合作映画『DitO』本予告解禁

クランクイン! / 2024年6月21日 12時0分

映画『DitO』ポスタービジュアル

 結城貴史が監督・主演を務める日本×フィリピン合作映画『DitO』より、予告編、本ビジュアルが解禁された。

 タイトル『DitO』(ディト)とはフィリピンのタガログ語で、ここ=hereの意。本作は、異郷で今を生きるための居場所=「DitO」を見つけていく“父娘”2人の成長と絆を描く人間ドラマだ。

 日本に妻子を残し、異国の地・フィリピンで再起をはかるプロボクサー・神山英次。ある日、神山の前に一人娘の桃子が現れる。再会した父と娘は衝突しながらも徐々に親子の絆を深めていく。そんな中、40歳を迎えた神山に、ラストチャンスとなる試合の話が舞い込んでくる─。

 主演・監督の結城貴史は、監督デビューとなる本作で、落ちぶれても前を向き奮闘する壮年ボクサーを全身全霊で体現する。娘の桃子には田辺桃子。神山の妻ナツに尾野真千子。また現地のフィリピンキャストには、国際俳優モン・コンフィアード、マニー・パッキャオの半生を描いた伝記映画『キッド・クラフ 少年パッキャオ』に主演し、現在ソーシャルメディア総登録数約950万人ものフォロワーを持つブボイ・ビラール、そして、ボクシング史上初の6階級制覇達成したフィリピンの英雄マニー・パッキャオも海外映画作品初出演として自らの生き様を投影した役柄で登場する。

 本予告は、日本に家族を残し、1人フィリピンでボクシングに打ち込む神山英次(結城)の元に突然現れた1人娘の桃子(田辺)が「お母さん、死んだよ…」と妻ナツ(尾野)の訃報を告げるシーンから始まる。

 久しぶりに再会した父と娘が不器用ながらも少しずつ関係を取り戻し、それぞれの居場所を見つけていく姿を映し出す。「恐れるな」「うつむくな」「拳を上げろ」家族をつなぐ言葉が、父と娘をつなぎ止めているのはボクシングであることを明示する。

 また、本作が海外映画作品初出演となる、ボクシング史上初の6階級制覇を達成したフィリピンの英雄パッキャオも、自身を投影した役柄で登場。パッキャオを体現する言葉“Age is Just a Number”を神山に投げかける。パッキャオはくしくも、日本で『DitO』劇場公開から間もない7月28日に「超RIZIN.3」の試合が控えている。

 本ビジュアルでは、試合で顔面が腫れ上がり流血している神山と、もの憂げなまなざしを向ける桃子、2人の対照的な表情が大きく写し出され、コピーにも「恐れるな」「うつむくな」「拳を上げろ」と家族をつなぐ言葉が記されている。

 映画『DitO』は、7月26日より全国順次公開。

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