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にゃんこスター・アンゴラ村長、体重明かして挑んだ写真集 女性からの「普通だな」がうれしい

クランクイン! / 2024年7月7日 8時0分

にゃんこスター・アンゴラ村長

 自身の20代最後の日に、写真集『151センチ、48キロ』を発売したにゃんこスター・アンゴラ村長。23歳で出場した『キングオブコント2017』で、一言も発さず縄跳びを跳び続けるかわいらしい姿を披露し、瞬く間に世間の注目を集めてから早7年、20代最後の仕事となった写真集が大きな話題となっている。30歳になったアンゴラ村長の“現在地”を聞いた。

■初めての写真集、“爆売れ”にびっくり!

――今回の写真集では、舞台やテレビでの姿とはギャップがある姿を見せていただきました。初めての写真集の撮影はいかがでしたか?

アンゴラ村長:とても優しい雰囲気というか、スタッフの皆さんが楽しく撮影してくださったので、なんだか遊びに来たような感じで。特に何が大変だったということもなく、ただご褒美のような日でした。

――特にお気に入りのカットは?

アンゴラ村長:アイスで片目を隠している写真が好きですね。このアイスが意外に高かったなって思い出があります。700円くらいして……最初に欲張っていちごのやつを買ったら1200円くらいで。でも普通の方を買いなおして……結構経費がかさんでドキドキでした。

――ランジェリー撮影はどうでしたか?

アンゴラ村長:毎日お風呂に入るときに脱ぎ着しているので、そこに価値があるとは思わなかったって感じですね。

――では、写真集の“爆売れ”は意外でしたか?

アンゴラ村長:はい、びっくりしました! 「100冊売れるかな?」くらいに思ってて、アイスも2000円くらいしたし、スタッフさんも11人いたし、経費を賄える分くらいには……と思っていたので、それがまさか思った以上に売れていたので、すごく自分でもびっくりしています。うれしいですけど、1人1人に「なぜですか?」と聞きたいような気持ちというか(笑)。

■女性からの「あ、結構普通だな」がうれしい

――にゃんこスターのお2人のビジュアル面というと、昨年の1月に出された宣材写真も大きな話題になりました。

アンゴラ村長:ああ~はい。4万いいね!

――ご自身のビジュアル面で評価されることは芸人さんとしてどういう感覚ですか?

アンゴラ村長:率直に「うれしい」しかなくて。アイドルって、かわいいことも含めてアイドルだと思うんですけど、芸人にはそこは求められてない。芸人だから「これぐらいの評価」というか。そこは勘違いせずに、地に足付けていたいなと。縄跳び(のネタ)でテレビに出始めたということや、全部自分の経歴含めてのギャップってことだと思うので。

――女性としてはどうですか?

アンゴラ村長:ありのままを生きているだけで褒めてもらえることがうれしいですし、見てくれた女性にとってもそうなればいいなって。今回、タイトルを『151センチ、48キロ』としたおかげで、女性の読者の方が自分と比べるらしくて。「あ、結構普通だな」って。

 例えば、アイドルのように体形維持を仕事としていたり、20代で一番輝きたいとか期間が決まっている方だったら体重を平均より絞っても良いと思うんですけど……そうじゃない方でも、今は毎日のようにダイエット情報がSNSで流れてきたりするので。そんな中で、「こういう人がいてもいいんだ」とか、「こういう方向性もあるんだ」と思っていただけたらうれしいなあって。実際そういう声もあったりするので、ありがたいなと。

――普段、美容や体形維持のために行っていることはありますか?

アンゴラ村長:私がそんな素敵な質問をいただいていいのか……(笑)。写真集の話が来た時も、まっさきに「じゃあ痩せなきゃ」って思ったんですけど、でも、私にはそれは求められてないんじゃないかって。痩せてもアイドルの方などの美しさには私は全然なれないですし。だから、健康でいられる体重だったら好きなものを食べちゃえばいいかなっていう感じではあります。美容に関しては、コスメデコルテの美容液を塗るとか。デコルテのこと凄い信頼してて、デコルテの美容液しか逆にやってないぐらい(笑)。

■学生時代の自分が今の自分を見たら「地道に頑張ってきたね」


――アンゴラ村長さんは学生時代からずっとお笑いをやられてきましたが、学生時代のご自身が、今のご自身を見たらどんな言葉を掛けると思いますか?

アンゴラ村長:「地道に頑張ってきたね」みたいなことかもしれないですね。自分のやりたいことをやってたら、そのおかげで露出が増えたり、声を頂くっていうことが多かったので、地道にやってきたことの先に今があったという感じです。

――学生時代の自分が褒めてくれると思う現状ですか?

アンゴラ村長:そうですね。どうやってそのルートに行ったんだって聞かれたら答えられないですけど。

――アンゴラ村長さんの20代は、キングオブコントでの活躍や、相方であるスーパー三助さんとの恋愛など、紆余曲折あったと思います。30代になった今、20代を振り返るといかがですか?

アンゴラ村長:ちゃんと地に足付けて歩いてこられたって感じがします。テレビに出させていただいたのも本当にありがたいですし、テレビの露出が減っても、そこから自分に自信をつけるために努力もしてきた自負があるので。

■20代の転機、そして30代に見据える目標

――20代で特に具体的に印象に残っていることや、これが転機になったと思う出来事は?

アンゴラ村長:テレビの露出がちょっと落ち着いてきたときに、これからどうしたらいいんだろうってすごく考えたんですが、その時にちょうど乃木坂46の堀未央奈さんがインタビューに答えている言葉に出合って。堀さんは、乃木坂46に入ったときにいきなりセンターに抜てきされたんですが、そこからアンダーメンバーも経験されていて。アンダーメンバーになったとき、このことをチャンスだと思ったとお話されていました。それで私も、自分の実力をつける時間にしよう、努力の時間にしようって思えました。それが一番ありがたい言葉だったかな。

――努力というのは、ネタ作りなどという方向でしょうか?

アンゴラ村長:はい、毎月3本新ネタを下ろすようにしました。自分が結構自信がないタイプだなってことをだんだん分かってきたのですが、自分のメモ帳の中に、毎月3本新しいネタのタイトルが増えていくことが安心につながって。自分がどうすれば安心するかとか、自分との付き合い方も分かってきたって感じです。

――いきなりキングオブコントで結果を残されていて、そこから努力を維持するのは難しかったのでは?

アンゴラ村長:そうですね、昔はSNSや世間との付き合い方も分かってなくて、「最近テレビ出てないじゃん」とか言われたら、出るように頑張らなきゃ……って言葉につられちゃっていたんですけど、そうではなくて、落ち着いて「自分のやりたいことってなんだ?」って考えると、そこに向かって努力できました。

――20代、30代の皆さんに響く言葉ですね。30歳になられて、なにか心境の変化はありましたか?

アンゴラ村長:20代はずっと先の見えない不安があったんですが、ちゃんと積み重ねてきたものがあったので、傲慢じゃない自負というか、勘違いじゃない自信ができて30歳になれたので、安心した感じもありますね。「ちゃんと30歳になれた」って感じがします。

――30歳になったから変えようと思ったこと、変化させたことはありましたか?

アンゴラ村長:20代にやってきたことが間違ってなかったかなって気はしてるので、今までのやり方を踏襲しつつもまた新しい目標を増やしてみようかなっていうのはあります。

――上手くいっている部分は続けつつ、そこにプラスしていく?

アンゴラ村長:はい。あまり大きな目標を立て過ぎず。

――お笑いでもビジュアル面での活動でも活躍中ですが、今後はどちらの軸で頑張っていきますか?

アンゴラ村長:お笑いですね。今までいろいろな仕事をさせていただいた中で、人生で一番楽しいのが、自分が面白いと思うネタをしてウケる瞬間だなあと思うので。お笑いを軸でやっていって、その中で何か声をかけていただけることがあったらその都度考えていこうかな。

――今年は写真集や単独ライブなど、すでにたくさん挑戦されていますが、ここから30代で挑戦したいことはありますか?

アンゴラ村長:単独ライブを東京じゃないところでもやってみたいですね。ここから規模を広げていきたいです!

(取材・文:小島萌寧 写真:高野広美 スタイリスト:石川美久 ヘアメイク:鈴木かれん)

 アンゴラ村長1st写真集『151センチ、48キロ』は、講談社より各電子書店にて発売中。価格は2200円(税込)。

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