1人の男の壮絶な復讐劇が幕を開ける――『モンキーマン』8.23日本公開 迫力の予告映像公開

映画『モンキーマン』ポスタービジュアル

　『ジョン・ウィック』シリーズを手掛ける制作スタッフとジョーダン・ピールがプロデュースする映画『モンキーマン』（8月23日公開）より、予告映像とポスタービジュアルが解禁された。

　本作は、世界的大ヒット作『ジョン・ウィック』シリーズを手掛ける制作スタッフと、『ゲット・アウト』『NOPE／ノープ』を手掛け、世界を驚かせ続けるジョーダン・ピールがプロデュースした復讐アクション大作。第31回サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で観客賞を受賞、4月5日に全米で公開されると、『ゴジラxコング 新たなる帝国』に次ぐ初登場2位を記録した。

　もともとは世界配信に向けて製作が進められていた本作。これを観たジョーダン・ピールが「劇場で観てもらうべき作品だ」と、あまりの面白さに自身の制作会社で買い取る、という異例の決断を下し、とにかく劇場で公開することにこだわった。監督・主演を務めたのは、『スラムドッグ＄ミリオネア』『LION／ライオン 〜25年目のただいま〜』に出演したデヴ・パテル。これが監督デビュー作となる。

　物語は、すべてを奪われた一人の男の壮絶な復讐劇だ。幼い頃に故郷の村を焼かれ、母も殺されたキッド（パテル）は、夜な夜な開催される闇のファイトクラブで猿のマスクを被り、「モンキーマン」を名乗る“殴られ屋”として生計を立てていた。人生のどん底で、過去のトラウマと戦い、苦しみながら生きてきた彼は、ある日自分から全てを奪ったヤツらのアジトに潜入する方法を見つける。

　何年も押し殺してきた怒り、母と自分の人生をめちゃくちゃにしたヤツらへの復讐を誓った彼の目的はただ一つ「ヤツらを殺す」。凄まじい衝動と熱量でヤツらを追い込んでいく姿は、まさに、復讐の化神「モンキーマン」。今、彼の人生をかけた壮絶な復讐劇が幕を開ける―。

　予告映像は、幼い頃に母からある物語を聞かされたと語る主人公・キッドのモノローグから始まる。「悪魔が率いるヤツらは、この地に恐怖をもたらした。その男と対峙するまでは」とキッドが語る“彼”こそが、復讐の化神・モンキーマン。彼が生きるために夜な夜な働くファイトクラブでの場面や、怒りに震え咆哮（ほうこう）するキッドの凄まじい表情、大きな水槽を思い切り叩き割るシーンやキッチンでの壮絶な肉弾戦など、圧巻＆濃密なアクションシーンが続く。まさに熱狂と興奮の映画体験を予感させる、『ジョン・ウィック』製作チームによる“本気アクション”の一部が垣間見える映像となっている。

　ポスタービジュアルは、血生臭い赤を背景に、鋭い視線を放つキッドの横顔が大きく配置されたもの。横には「神が殺らねば俺が殺る」というコピーが添えられ、彼の怒りや殺意のエネルギーが伝わってくるビジュアルに仕上がった。

　また今回、本作のムビチケカードが7月19日より発売されることが決定。購入者には、モンキーマンのように“闘う人を癒やす”映画オリジナルの特製絆創膏がプレゼントされる（先着・数量限定／一部劇場を除く）。

　映画『モンキーマン』は、8月23日より全国公開。