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永田聖一朗、ゴージャス過ぎるカグヤ様に必要なのは“美” 映画『仮面ライダーガッチャード』で「さらに魅力的な姿を見せられたら」

クランクイン! / 2024年7月19日 6時0分

永田聖一朗

 7月26日に公開される映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』に、仮面ライダーレジェンド/鳳桜・カグヤ・クォーツ役で出演する永田聖一朗。スピンオフ作品『仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』からテレビシリーズ『仮面ライダーガッチャード』に続き、劇場版への出演決定を「夢かと思った」と語る。そんな永田に、カグヤを演じる上で意識していることや、『仮面ライダー』出演をきっかけに変化したことなどを語ってもらった。

■劇場版では「さらに魅力的なカグヤの姿を視聴者の皆さんに見せられたら」

――『仮面ライダーガッチャード』への出演が決定した際、「夢かと思った」とコメントされていました。改めて、そのときの喜びを聞かせてください。

永田:出演決定の知らせを受け取ったとき、本当に夢だと思いました。小さい頃から仮面ライダーが大好きで、ショーも観に行っていたし、変身ベルトなどのオモチャも持っていたので、まさか自分が仮面ライダーになれるなんて。なかなか実感が湧かず、衣装合わせで初めて現場に入ったのですが、「ドッキリなんじゃないか?」と疑ってしまいました(笑)。

――いつ頃から実感が湧いたのでしょうか?

永田:撮影がスタートしても、しばらく実感が湧かなかったかもしれません。クランクインして最初の撮影シーンが、宝石風呂のシーンだったんですよ。裸にバスローブ姿での撮影だったので、「これは本当に仮面ライダーの撮影なのか?」と。その時点では、まだ信じていませんでした(笑)。もしかしたら、実感が湧いたのはある意味今日かもしれません。東映東京撮影所に入る際、キャストはだんだん顔パスになっていくんですって。でも僕はレギュラーじゃないので、毎回名前を書いて入館証を受け取っていたわけですよ。それが今日、初めて「キャストさんですよね。どうぞ」と守衛さんから認識されたんです。やっと認められた感じがして、本当に嬉しかったですね。

――先ほど、仮面ライダーが好きだったとおっしゃっていましたが、特に思い入れのあるシリーズは?

永田:『仮面ライダー龍騎』(2002年)です。お母さんが好きだった影響で、僕も見ていました。でも、今思うとちょっと怖かったですよね。特に最終回が強く印象に残っている作品です。

――かねてから「仮面ライダーになりたい」と思っていたのですか?

永田:お芝居の仕事を始めて10年目なのですが、「いつかはやりたい」という思いはありました。ですが、やはり選ばれた人しかなれないものなので…。そんな中、レギュラーではないですが出演することができて、仮面ライダーレジェンドになれて、本当に嬉しいです。

――今回、スピンオフとテレビシリーズに続き、劇場版への出演も決まりました。

永田:それも夢かと思いました(笑)。またカグヤを演じられるということで、よりカグヤを深掘りし、さらに魅力的な姿を視聴者の皆さんに見せられたら良いなと気合いが入りましたね。

――カグヤを演じる際、特に意識していることは?

永田:撮影前に必ず美顔器を使って肌を整えています。カグヤは全てにおいてゴージャスな人間なので、見た目からゴージャスに映るように意識しています。演じる上では、とにかく面白いキャラクターにしようと思っていました。隙あらばアドリブを入れて、ボケてやろうと。でも、採用されたのは2割くらい(笑)。第34話「オンリーワン!すべての道はゴージャスに通ず」でのゴージャスコールは、なんとか削られずに採用されたアドリブシーンでした。僕のアドリブに一ノ瀬宝太郎役の本島純政くんも乗っかってきたりして、アドリブ合戦になったこともありました。

――とても楽しそうな現場ですね。

永田:とても楽しいです! みんな仲が良くて、カメラが回っていないところでもワチャワチャしていて、学生時代の青春をもう一度経験しているような気分になりました。

■『仮面ライダーガッチャード』出演をきっかけにファン層が変化

――劇場版の撮影で、特に印象に残ったことや面白かったエピソードなどがあれば聞かせてください。

永田:カグヤの出番はないのに、島根ロケについて行ったことでしょうか。自腹でみんなと同じ便やホテルを予約して、プールで遊んだり、島根の方々とご飯を食べたり。最高に楽しかったです! 皆さんはお仕事ですが、僕は旅行気分ですからね(笑)。でも、現場に顔を出さないと気まずいかなと思って、スタッフさんと一緒に機材を運んだり、キャストに傘を差したりとお手伝いもしましたよ。

――現場の中で、“仮面ライダーならでは”だと思ったことはありますか?

永田:作品への愛情が深い人が多いです。もちろんほかの現場でも作品愛が深い人はいらっしゃいますが、『仮面ライダー』の現場はその愛情がより深い人がとても多いです。今回、スタッフの方々ともたくさんお話させてもらったのですが、『仮面ライダー龍騎』の頃からシリーズに関わっている方から貴重なお話を聞けて、作品愛に溢れた現場だなと思いました。

――『仮面ライダーガッチャード』出演によって、ファンの幅も広がったのではないでしょうか?

永田:広がりましたね。これまでは女性ファンの方からお手紙をいただくことが多かったのですが、『仮面ライダーガッチャード』へ出演してからは、お母さん・お父さんを通じてお子さんからコメントをいただくことも増えました。自分も仮面ライダーに憧れていたので、ちびっ子たちに夢を与える存在になれたことが嬉しいです。あと、お子さんもそうなのですが、男性ファンが増えたことの方が顕著かもしれません。女性がほとんどだったインスタグラムのフォロワーが、6割男性になりました。先日、別作品の撮影で街ロケをしていたところ、男性2人組から「カグヤ様応援してます!」と声を掛けられて。改めて、「仮面ライダーってすごい作品だな」と実感しましたね。

――最後に、映画の公開を楽しみにしている方へ見どころ、メッセージをお願いします。

永田:なかなかシリアスな内容の映画になっているのですが、勇気を与えてくれる物語に仕上がりました。カグヤの強いだけじゃない、弱い部分も映し出され、それを乗り越える姿に元気をもらえると思います。是非、劇場でご覧ください。ゴージャス!

(取材・文:米田果織 写真:高野広美)

 映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』は、7月26日より全国公開。

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