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スマホ向けRPG『ヘブンバーンズレッド』英語版がYostar Gamesより配信決定 原案・麻枝准氏「運命を感じざるをえません」

クランクイン! / 2024年7月5日 12時0分

『ヘブンバーンズレッド』英語版ビジュアル

 グローバル版の『アズールレーン』や『アークナイツ』の運営を担当しているYostar Gamesは、7月5日、北米最大のアニメイベント「Anime Expo 2024」において、「ライトフライヤースタジオ」と「Key」によって共同開発されたスマートフォン向けドラマチックRPG『ヘブンバーンズレッド』の英語版配信が決定したことを発表した。

 『ヘブンバーンズレッド』は、2022年2月に日本で初めてリリースされ、『AIR』や『CLANNAD』など数多くの名作を生み出してきた麻枝准が15年ぶりに自ら手がけた完全新作ゲームで、原案・メインシナリオおよび音楽を担当している作品。

 高品質なストーリーを特徴とするRPGであり、謎の生命体「キャンサー」に襲われ滅亡の危機に瀕した地球を舞台に、特別な能力を持つ少女たちが新兵器「セラフ」を操り、「キャンサー」に立ち向かう物語が描かれる。最後の希望を背負って戦いに身を投じる少女たちが、悲喜交々の運命の物語を紡ぐ。

 本作は豊かなキャラクターが魅力的で、没入感のあるオリジナルストーリー、シンプル操作で奥深いコマンドバトルを通じて、かけがえのない日常や命を賭した戦いを体感することができる。このため、『ヘブンバーンズレッド』はRPGモバイルゲームの分野で独自の地位を築き、日本のGoogle Play Best of 2022において「ベストゲーム 2022」、「ユーザー投票部門 ゲームカテゴリ 大賞」、「ストーリー部門 部門賞」の三つの賞を受賞した。

 さらに、本発表にあわせて『ヘブンバーンズレッド』英語版ティザーPVや、原案・メインシナリオを担当した麻枝氏らのコメントも公開となった。

※麻枝氏らのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■原案・メインシナリオ:麻枝准氏

 たい焼きブームがあったと思いますが、その要因となった『Kanon』という作品の原案・メインライターを務めた久弥直樹くんをご存じでしょうか。自分はその作品でサブライターを務めていました。彼が始めた「泣けるノベルゲーム」を20年以上追求し、その果てに辿り着いたのがこの『ヘブンバーンズレッド』という作品です。彼はテクニックで泣かせましたが、自分は力業でそれを行います。ヘブバンとはそれがすべてです。彼がたい焼きブームを巻き起こした地で、奇しくもリリースされる日が来るとは!運命を感じざるをえません。『Heaven Burns Red』をこれからどうぞ、よろしくお願いします。

■Yostar Games ヴァイスプレジデント:秦斯堯(チン・スーイャォ)

 『ヘブンバーンズレッド』は2022年の日本でのリリース以来、多くのプレイヤーから好評を得ています。Yostar Gamesがこのゲームの英語版に関われることを非常に光栄に思い、「ライトフライヤースタジオ」と「Key」の信頼に感謝しています。私たちは国際市場における深い理解とパブリッシングの経験を最大限に活用し、より多くの国際的なプレイヤーに『ヘブンバーンズレッド』の魅力を体験してもらえるよう努めます。

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