堂本剛27年ぶり主演映画『まる』、戸塚純貴・早乙女太一ら実力派キャスト一挙解禁 公開日は10.18に

映画『まる』に出演する（上段左から）戸塚純貴、おいでやす小田、濱田マリ、柄本明、（下段左から）早乙女太一、片桐はいり、吉田鋼太郎

　KinKi Kidsの堂本剛が主演する映画『まる』の公開日が10月18日に決定。追加キャストとして、戸塚純貴、おいでやす小田、濱田マリ、早乙女太一、片桐はいり、吉田鋼太郎、柄本明の出演が発表された。

　堂本剛が1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来、27年ぶりに待望の映画主演を果たす本作。荻上直子監督と企画プロデューサーから約2年間の熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至った。

　堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕のけがが原因で職を失う。部屋に帰ると床にはアリが1匹。そのアリに導かれるように描いた○（まる）を発端に、日常が○に浸食され始める奇想天外な物語だ。これまで自らストーリーを進めていく役柄の多かった堂本が、不思議な事態に巻き込まれていくキャラクターで新境地を見せる。

　このたび堂本演じる沢田を取り巻くキャラクターを演じる追加キャストが発表。堂本演じる主人公・沢田と同じく現代美術家の新人アシスタントとして働く田中を演じるのは戸塚純貴。新人のくせになぜかふてぶてしい沢田の後輩を演じる。

　沢田の高校の同級生・吉村を演じるのはおいでやす小田。堂本と実年齢も同い年（7月12日現在）の小田が演じる吉村は、日常が○によって侵食されていく沢田と再会し、下心で近づこうとするが…。

　沢田の住むアパートの大家を演じるのは濱田マリ。本作でも沢田、そして綾野剛演じる横山の住むアパートの大家として濱田ならではの存在感を見せる。

　怪しげなアートディーラー・土屋を演じるのは早乙女太一。早乙女自身、幼い頃からアートへの強い興味を持ち、近年は有名画家との共同制作作品展を開催するなど、まさにハマり役。妖艶な雰囲気を持つ早乙女が演じるアートディーラーも物語のキーパーソンとなっていく。

　沢田がよく作品を持ち込む古道具屋の店主を演じるのは片桐はいり。荻上監督とのタッグは『かもめ食堂』以来、18年ぶりとなる。本作では独特の存在感を放ち、見る者を不思議な世界へと誘う。

　さらに、沢田がアシスタントをする人気現代美術家・秋元洋治を吉田鋼太郎が演じる。

　また、突如現れる謎の人物・先生を演じるのは柄本明。柄本が演じる謎に包まれた先生が、沢田とどのように関わっていくこととなるのか。

　映画『まる』は、10月18日より公開。