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清水尋也×高杉真宙W主演のバイオレンス青春映画『オアシス』ヒロインに伊藤万理華! 新キャスト発表

クランクイン! / 2024年7月17日 12時0分

映画『オアシス』オールキャスト

 清水尋也と高杉真宙がダブル主演する映画『オアシス』のオールキャストが発表された。ヒロインを伊藤万理華が演じるほか、小木茂光、津田寛治、青柳翔、窪塚俊介、松浦慎一郎、杏花、林裕太が出演する。

 映画企画コンペにて新人賞を獲得した岩屋拓郎監督が長編デビューを飾る本作。裏社会に生きながら絶望と一瞬の幸福を味わうリアルな若者の姿を描いた、バイオレンス青春映画だ。

 富井ヒロト(清水)と金森(高杉)の幼なじみの紅花に伊藤万理華。紅花は数年前の事件をきっかけに記憶喪失となり、2人のことも忘れてしまっているが、偶然から2人と再会し、運命に導かれるように3人は引き寄せられていく。

 伊藤は「岩屋監督の故郷を巡りながら、当時過ごした思い出や作品への思いを聞いて、できる限りを尽くせたらと思っていました。紅花はなにも知らないままヒロトと金森に巻き込まれ渦の中に入っていきます。演じる清水さんと高杉さんお二人の元々ある関係性や空気感に少しずつ歩み寄っていく時間は紅花の目線とも重なり、いつの間にか守りたくなる大切な居場所になりました。力強い二人のエネルギーに引っ張られ、血まみれになりながら走り抜けた作品です」とコメントした。

 また、社会からはみ出した富井ヒロトが所属する菅原組の組長に小木茂光。菅原組幹部の犬咲に津田寛治。菅原組長の一人息子の菅原タケルに青柳翔。ヒロトの兄貴分で菅原組幹部の若杉に窪塚俊介。

 金森とも親しし犯罪組織のボス・木村に松浦慎一郎。木村の娘・アンナに杏花。木村一味の若手・三井に林裕太。本作が長編デビューである新人監督の作品ながら、ベテランから若手俳優まで岩屋拓郎監督と本作にほれ込んだキャスト陣が集結した。

 映画『オアシス』は、11月より全国公開。

 新キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■伊藤万理華

 紅花役を演じました、伊藤万理華です。岩屋監督の故郷を巡りながら、当時過ごした思い出や作品への思いを聞いて、できる限りを尽くせたらと思っていました。紅花はなにも知らないままヒロトと金森に巻き込まれ渦の中に入っていきます。演じる清水さんと高杉さんお二人の元々ある関係性や空気感に少しずつ歩み寄っていく時間は紅花の目線とも重なり、いつの間にか守りたくなる大切な居場所になりました。力強い二人のエネルギーに引っ張られ、血まみれになりながら走り抜けた作品です。

■小木茂光

 自分の居場所の探求は、今の現実の中で立場は関係なく万人の主要テーマであると思います。特に若者達のエネルギー溢れた想いはコントロール不能な一面が表に出て周りの人間を引き摺り込むんですよね。そんなオーラを発する若者達に、まとわりつく様なカメラアングルでスクリーンに切り取り、台詞で言い訳しない映像になっていたことに感服致しました。この作品に参加させて頂き感謝感激です。

■津田寛治

 地方都市でサバイブするヤクザを演じました。社会から法治の圧力を受け、無軌道に暴れまくる若者たちに翻弄されながらも、必死で自己を肯定するために「組」という名の家族を守る。そんな漢をイメージして臨みました。

■青柳翔

 タケル役を演じさせて頂きました。青柳翔です。岩屋監督の長編デビュー作品に参加させて頂き光栄に思っております。岩屋監督の世界観がたくさんの人に届く事を願ってます。2点だけダメ出しが。サウナ行きすぎ。誘いすぎ。サウナ後のサウナ飯にこだわりが強すぎ。

■窪塚俊介

 岩屋監督の長編デビュー作品にお声がけ頂き、光栄です。撮影現場での監督の佇まいは、映画を愛し、そしてこの作品に賭ける思いがひしひしと伝わってくるものでした。キャストとの熱心なコミュニケーションや妥協を許さない本番の裏では、ユーモア溢れる気さくな一面、周りへの配慮を怠らない優しい人間性があり、物語とは裏腹にアットホームで素敵な撮影現場だったことを鮮明に覚えています。その監督が捉えたオアシスを是非劇場でご覧ください。

■松浦慎一郎

 岩屋監督とは岸善幸監督、三宅唱監督の現場で一緒した事がありました。その時は助監督だった岩屋監督のデビュー作、完成を観た時は冒頭から溢れ出る監督が溜めて抱えていたであろう表現への想いが詰まった作品のその一員になれた事を心から嬉しく思いました。残酷だけどどこか淡く眩しい岩屋拓郎監督の世界が少しでも多くの方に届けばと思います。

■杏花

 アンナは、ほとんど感覚だけで生きてるような、自由で強い女性です。初めて本格的なアクションに挑むため、クランクインまでの限られた時間でボクシングやブラジリアン柔術をみっちり練習し撮影に臨みました。絶望とそこから這い上がる熱い魂のぶつかり合いが、どうしようもなく青くて暖かい、永遠のようなオアシス。喜びと傷みが詰まった愛の物語を、ぜひご期待ください。

■林裕太

 三井役を演じさせていただきました、林裕太です。少しのことで生きる道が変わってしまった。そんな人達を間近で見てきた岩屋監督の映画は、人の生き様を痛みと共に描いています。自分は何が欲しいのか、その答えを探すことが生きるということだと思います。物語に出てくる彼らの生き様を、多くの人に見届けてもらいたいです。

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