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IMP.佐藤新、映画初主演! 渡邉美穂とのW主演で青春小説『青春ゲシュタルト崩壊』実写映画化&2025年公開

クランクイン! / 2024年7月17日 6時0分

映画『青春ゲシュタルト崩壊』ダブル主演(左から)佐藤新(IMP.)、渡邉美穂

 佐藤新(IMP.)と渡邉美穂がダブル主演する映画『青春ゲシュタルト崩壊』が、2025年に公開されることが決まった。

 本作は、スターツ出版が運営する小説サイト「野いちご」にて2016年から開催されている小説コンテスト「野いちご大賞」の第5回大賞作品である丸井とまとの同名小説を実写映画化。

 ある日突然、青年期失顔症を発症してしまい、周囲に知られてしまうことを恐れた朝葉は誰にも言えず1人で悩んでいた。そんな、朝葉の異変に気が付いたのは、唯一、同級生の聖だった。聖は朝葉に「今までと変えなくていいの?」と問いかける。彼に振り回されながらも、朝葉は本当にやりたいこと、好きなことは何か、自分自身を見つめ直しはじめ、次第に聖の存在が朝葉の中で大きくなっていく。同じく聖も朝葉と一緒にいるうちに、ずっと抱えていた“あること”に向き合うように…。

 原作者の丸井とまとは映画化について、「もしも心の苦しさが目に見えるもので、周りに合わせて自分を見失ってしまったら……そんなテーマで書いた作品を出版してもらえたことが夢のようでしたが、このたび映画化が決定いたしました。爽やかで魅力溢れる佐藤新さんと、眩しい笑顔が素敵な渡邉美穂さんが演じてくださる朝比奈と間宮をスクリーンで観る日が今から楽しみです」とコメントを寄せている。

 脚本を務めるのは、1月期のTBS系ドラマ『Eye Love You』を手掛けた三浦希紗。三浦は「“自分を見失う”というごく身近にある感情を、青年期失顔症という架空の病気を設定して表現されていたことに衝撃を受けました。けれど、そのショッキングな設定の中で描かれていた心理描写は繊細で脆く、とてもリアル」と原作の魅力について語り、続けて「爽やかさ、苦々しさ。爽快だけれど、儚い。そんな“青さ”を持った登場人物たちの青春を、どうか劇場で見守っていただければ幸いです」とメッセージを寄せている。

 主人公で、派手な見た目と乱暴な態度で教師から目をつけられているが、人一倍“痛み”に寄りそえる高校2年生の朝比奈聖を演じるのは、IMP.のセンターを務める佐藤新。本作が映画初主演となるが、「歌番組の出番直前に、突然『映画のW主演決まったよ〜』と事務所の人から伝えられびっくりしすぎて、その後の歌番組で心を落ち着かせるのが大変だったのを今でも覚えています」とオファーがあった日の驚きの裏話を明かした。さらに初の映画ダブル主演を務めることについて「まだまだ俳優としては未熟かもしれませんが、作品を支えてくださるすべてのスタッフさんに感謝して、責任を持ってこの朝比奈 聖という役に精一杯向き合っていきたいと思います」と意気込んだ。

 もう一人の主人公で、ある日、自分の顔が認識できない青年期失顔症になってしまう間宮朝葉を演じるのは、元日向坂46の渡邉美穂。渡邉は原作を読み「狭い世界で過ごしていた十代の頃をじんわりと思い出しました。何かを手放すこと、辞めることは決して“逃げ”でも“甘え”でもない。あの時の私には出せなかった答えがこの作品には詰まっていて、昔の自分を抱きしめてくれているような気がします」と過去の自分に重なると振り返った。また、「この作品に携われること、間宮朝葉という人物を演じられることは私にとって大きな財産となると思います。素敵な作品を皆さんにお届けできるよう、精一杯頑張ります」と、撮影へ挑む気持ちを語っている。

 映画『青春ゲシュタルト崩壊』は、2025年公開。

 キャスト・原作者・脚本家のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■朝比奈聖役:佐藤新(IMP.)

 歌番組の出番直前に、突然「映画のW主演決まったよ〜」と事務所の人から伝えられびっくりしすぎて、その後の歌番組で心を落ち着かせるのが大変だったのを今でも覚えています。

 初のW主演映画という事で、とても気が引き締まる思いです。まだまだ俳優としては未熟かもしれませんが、作品を支えてくださるすべてのスタッフさんに感謝して、責任を持ってこの朝比奈聖という役に精一杯向き合っていきたいと思います。よろしくお願いします。

■間宮朝葉役:渡邉美穂

 初めて原作を読んだ時、狭い世界で過ごしていた十代の頃をじんわりと思い出しました。何かを手放すこと、辞めることは決して“逃げ”でも“甘え”でもない。あの時の私には出せなかった答えがこの作品には詰まっていて、昔の自分を抱きしめてくれているような気がします。何かに悩んだり、自分自身を見失いそうになった時、この作品を通して心の拠り所を見つけてもらえたら良いなと思います。私もその想いを胸に、この映画を大切に大切に作り上げていきたいです。

 この作品に携われること、間宮朝葉という人物を演じられることは私にとって大きな財産となると思います。素敵な作品を皆さんにお届けできるよう、精一杯頑張ります。

■原作者:丸井とまと

 もしも心の苦しさが目に見えるもので、周りに合わせて自分を見失ってしまったら……そんなテーマで書いた作品を出版してもらえたことが夢のようでしたが、このたび映画化が決定いたしました。このような素敵な機会をいただけたのは、一緒に書籍を作り上げてくださった方々や、原作をお手にとってくださった皆様のおかげです。たくさんの愛をありがとうございます。爽やかで魅力溢れる佐藤新さんと、眩しい笑顔が素敵な渡邉美穂さんが演じてくださる朝比奈と間宮をスクリーンで観る日が今から楽しみです。

■脚本家:三浦希紗

 丸井とまと先生の原作を読んだ時、“自分を見失う”というごく身近にある感情を、青年期失顔症という架空の病気を設定して表現されていたことに衝撃を受けました。けれど、そのショッキングな設定の中で描かれていた心理描写は繊細で脆く、とてもリアル。このギャップを、映像化で最大限に引き出すためにはどうすればいいのか、それを意識しながら脚本を考えていきました。

 爽やかさ、苦々しさ。爽快だけれど、儚い。そんな“青さ”を持った登場人物たちの青春を、どうか劇場で見守っていただければ幸いです。

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