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「胸が苦しい」「切なすぎる」毎週話題沸騰! 月9『海のはじまり』1~3話を振り返る

クランクイン! / 2024年7月22日 6時30分

ドラマ『海のはじまり』第1話より

 Snow Manの目黒蓮が主演を務めるドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系/毎週月曜21時)。登場人物それぞれの細かい心理描写や、目黒をはじめとする泉谷星奈、有村架純、大竹しのぶなどの俳優陣の演技力の高さにも毎回反響が集まっている。この記事では今まで放送された第3話までの内容や、SNSでの反響をまとめた。

 本作は、『silent』『いちばんすきな花』(どちらもフジテレビ系)の生方美久が脚本を担当し、風間太樹が演出、そして村瀬健がプロデュースを務める、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、そして家族の物語を丁寧に描いていく。

■第1話 親と子の愛の物語に「怖い」の声も?

 夏(目黒)は、大学時代のかつての恋人・水季(古川琴音)の葬儀で6歳の女の子・海(泉谷)と出会った。そこで水季の母・朱音(大竹)から、海は夏の娘だということを知らされた。

 大学時代、夏は水季から人工妊娠中絶に対する同意書にサインをするように求められた。夏は、水季の妊娠に驚きながらも、他の選択肢はないのかと質問。水季は考えて決めたのだと答える。その後、水季は夏に相談することなく大学をやめ、電話で夏に別れ話をした。水季は「夏くんより好きな人できちゃった」と伝え、電話を切った。

 実は水季は子どもを堕ろすことなく、出産していた。そして産まれたのが海だったのだ。

 ある日、夏のアパートに海がひとりでやってくる。なぜ家を知っているのかと驚く夏に、海は「来たことある、一緒に。練習した。ひとりで来れた」と答えた。夏と海はお互いに水季の動画を見せ合い、夏は動画を見ながら涙。動画はもう終わりだという夏に、海は「ママ終わったの?」と質問。夏は「死んじゃったんだよ」と答え、「死んだらどうなるかは分かんないけど、水季、お母さんじゃなくなるわけじゃないから、終わったんじゃないよ」と伝えた。すると海は「夏くんは? 夏くん、海のパパでしょ? 夏くんのパパ、いつ始まるの?」と尋ねるのだった。

 第1話では、夏と水季の過去が明かされた。堕ろしたと思っていた子どもを実は水季が産んでいて、突然娘の存在を知らされた夏。その上、海は夏のことを知っていて、家に来たことがあるとまで明かした。これには「実は娘に父親だと認識させて家まで教えてた水季が今の所ホラー」「怖い」「知らないうちに子供産まれてたの普通に考えてホラー」などの声が寄せられることも。また、「胸が苦しい」「誰の立場になってもしんどい」「涙腺が崩壊してしまった」などの声も集まり、ある意味で衝撃的な第1話だったようだ。

■第2話 あふれ出す…ふたをしていた思い

 夏は恋人の弥生(有村架純)に、海が自分の娘であることを告白。水季と別れたときのことや、彼女が海を産んで育てていたことは知らなかったが、妊娠したことは知っており、堕ろしたと思っていたことも正直に伝えた。

 夏は、この先、海のことをどうするかは分からないとしながら「正直、ほっとした。生きててくれたんだなって。ずっと、自分が殺したんだって思ってたから」と吐露。そんなことはないと言う弥生に、夏は「年とか関係ないし、自分の意思で同意したし。もっと話し合えばよかったって、もっとできること考えてれば一緒に育てることだって…」と語る。

 夏の話を聞き、変わることなく優しく振る舞っていた弥生だが、その後で弥生は1人でトイレに行き、堪えられないように涙を流した。実は弥生は、過去に自分の子どもを堕ろした経験があったのだ。後日、弥生は、夏にそのことを明かさないまま「もし月岡くんがお父さんやるってなったら、私がお母さんやれたりするのかなって。決めるのは海ちゃんだけど、選択肢の中に入れてもらえたらなって。それも考えてみて」と伝えるのだった。

 弥生の過去が明かされた第2話。いつも優しく夏のことを受け止めている弥生だが、堪えられないように、そして夏に見られない場所で一人で涙を流す場面には「夏くんの言葉は弥生さんにとって残酷過ぎる」「苦しい」「弥生さんの過去が切なすぎる」などの声が続々。自身の辛い過去をひとりで抱える弥生の気持ちに心を寄せる声が数多く集まっていた。

■第3話 絆深まる夏と海、やっぱりツラすぎる弥生

 夏は、水季亡き後も気丈に振る舞う海に「なんで元気なふりするの?」と質問。「水季だって元気でいてほしいって思ってると思うけど、でも、元気ぶっても意味ないし。水季の代わりはいないだろうし。水季が死んだってことから気そらしたってしょうがないし。悲しいもんは悲しいって吐き出さないと」と伝える。

 感情があふれた海の目には涙があふれ、弥生(有村架純)はそっとハンカチを差し出すが、海は夏に駆け寄ってしがみついて声を上げて涙を流す。そして夏も海を抱きしめ返し、そっと目に涙を浮かべた。

 後日、夏と海は海岸へ遊びに行き、カメラでシャッターを切りながら楽しむ。夏は「『パパいつ始まるの?』って聞いてくれたけど、始めてほしいってこと? パパになってほしいってこと?」と質問。すると海は「ううん。夏くん、パパやらなくていいよ。でも、いなくならないで。ママとパパ一人ずつしかいないから、だからいなくならないで」と思いを伝えた。

 夏は海を膝の上に乗せて「水季の代わりにはなれないけど、一緒にはいれる」と告げる。海は「じゃあ、いて」とほほ笑み、夏も「分かった」とうなずいた。夏と海が涙を流す場面に「涙腺崩壊」「もらい泣きした」「海ちゃんが涙流せてよかった」などの声が続出した。

 また、第3話では第2話と同様に、弥生に気持ちを寄せる声も多く集まった。夏と海と一緒に出かけた帰り、弥生が「楽しかったです」と話すと、朱音(大竹しのぶ)からは「子ども産んだことないでしょ?」と聞かれてしまう。さらに、図書館で津野(池松壮亮)と一緒に夏と海の後ろ姿を見ていたときに、津野には「疎外感すごいですよね。自分は外野なんだって自覚しますよね」と声を掛けられた。第4話の予告では、弥生が洋服のままバスタブでシャワーを流しながら号泣している場面が映し出された。

 弥生に対しては「南雲母の当たりが強すぎて怖い」「弥生さんがツラ過ぎて観てて泣けてくる」「弥生さんは疎外感感じるだろうな…」「もう辛すぎるよ予告から」「苦しくなった」などの声が続々。また、反対に「今ママになろうとする弥生さんが1番怖い」「朱音さんにキツイこと言われても動じないのすごいを通り越してちょっと怖い」「朱音の心情は理解出来る」などの声も集まっており、さまざまな意見が寄せられている。

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