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A24が史上最大の製作費を投じ、アメリカで起きる内戦を描く『シビル・ウォー アメリカ最後の日』本予告解禁

クランクイン! / 2024年7月18日 18時0分

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』本ポスタービジュアル

 A24製作、アレックス・ガーランド監督による映画『CIVIL WAR』の邦題が、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』に決定。あわせて本予告と本ポスターが解禁された。

 今や世界を席巻するA24が、史上最大の製作費を投じ、アメリカで起きる内戦を描く本作。メガホンを執ったのは、『28日後…』で脚本を担当し、長編デビュー作『エクス・マキナ』で第88回アカデミー賞(R)視覚効果賞を受賞する快挙を果たしたアレックス・ガーランド。3月のサウス・バイ・サウスウエストにてプレミア上映されると絶賛の声が相次ぎ、公開前からSNSを中心に大きな話題に。世界71の国と地域(7月18日時点)で公開を迎え、2週連続で全米1位を獲得した。

 映画の舞台は、連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦がぼっ発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。「国民の皆さん、我々は歴史的勝利に近づいている―」。就任“3期目”に突入した権威主義的な大統領は、テレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。

 ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、14ヵ月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへと向かう。だが、戦場と化した旅路を行く中で、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていく。

 もし、アメリカが分断され、内戦が起きたら?―解禁された予告映像は、カリフォルニアとテキサスの2州だけを表現し、星が2つだけになった星条旗を捉えたシーンから始まる。そして、流れるのは「19の州が離脱」「政府軍は兵力を増強」という、不穏なニュース情報と、銃を向ける兵士に向かって「僕らは同じアメリカ人だ」と誤解を解こうとするも「どの種類のアメリカ人だ?」と突き返される驚がくのシーン。14ヵ月一度も取材を受けていないという“3期目”に突入した権威主義的な大統領や、ホワイトハウスが攻撃される場面も映し出される。

 目撃しているのはフィクションなのか、それとも明日の現実なのか? 19の州が離脱・分断、内戦が勃発し戦場と化したアメリカで、大統領に取材を行うために命をかけてホワイトハウスへと向かう4人のジャーナリストたちとともに、終わりゆく、世界最大の国家アメリカを”最前線”で映し出した、圧倒的没入感に目が釘付けになる予告となっている。

 ポスタービジュアルは、マンハッタンを背に堂々と佇む“アメリカの象徴・自由の女神”の頭上を無数の攻撃ヘリコプターが飛び交い、地上では戦闘のための噴煙が立ち込める様子を捉えたもの。ありえないと言われてきた予想外の事態が、日々ぼっ発する世界。“それは、今日 起こるかもしれない―”ディストピアをリアルに体感するかのようである。

 映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は、10月4日公開。

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