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中国俳優ウー・レイ主演、グー・シャオガン監督作『西湖畔に生きる』予告編到着 第36回東京国際映画祭コンペティション部門出品作

クランクイン! / 2024年7月25日 12時0分

映画『西湖畔に生きる』場面写真

 中国俳優ウー・レイが主演する映画『西湖畔(せいこはん)に生きる』より、日本版予告映像が公開。併せて、場面写真とポストカード特典付きムビチケ情報が解禁された。

 デビュー作『春江水暖〜しゅんこうすいだん』でカンヌ国際映画祭批評家週間クロージングを飾ったグー・シャオガン監督による2作目。第17回アジア・フィルム・アワード最優秀主演女優賞を受賞、同監督賞、同音楽賞にノミネートされたほか、第36回東京国際映画祭コンペティション部門にも出品された。

 茶摘みで働く母(ジアン・チンチン)が堕ちる違法ビジネスの地獄と、その母を救おうとする息子(ウー・レイ)が超えてしまう一線。「人の世の悪さえ包み込み山はそびえ水は流れる」というコピーが伝える世界観を、人間の欲望渦巻く地獄絵図、山水画のような映像美、日本から参加する『花様年華』『陰陽師』などの梅林茂が手掛けた壮大な音楽で魅せていく。

 「山水画の世界を映画で極めたい」というグー・シャオガン監督の意図に沿って制作された予告編は、監督自身も「映画のテーマ・表現を見事に伝え(られていて)、とても気に入っています。日本語の文章が特に素晴らしいですね」と太鼓判を押す映像に仕上がった。

 併せて、7月26日より発売されるムビチケと、特典として制作されたポストカードのデザインも解禁。ムビチケには、主演ウー・レイの純粋さが際立つ森の中の写真が採用された。

 ポストカードは、全5種のデザインからムビチケ購入1枚につき1枚をランダムに配布。天上を感じさせる風景から地獄のようなビジュアルまで、奥行きある映画世界を感じさせるラインナップとなっている。

 映画『西湖畔に生きる』は9月27日より全国順次公開。

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