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乃木坂46・弓木奈於が明かす、坂道研修生の同期との絆「離れた今では愛が増しました」

クランクイン! / 2024年7月24日 19時0分

乃木坂46・弓木奈於

 バラエティ番組でも大活躍する、乃木坂46の4期生・弓木奈於。念願の1st写真集『天使だったのか』(ワン・パブリッシング)では、同期のエールを受けて「不安」を乗り越えながら撮影に臨んだという。自信もみなぎり、現在はグループにとって5年ぶりのドームツアーとなる「真夏の全国ツアー2024」の真っ最中。その話題をきっかけに、5年前の坂道研修生時代を振り返ってもらうと、今では別々の場所で活躍する坂道グループメンバーへの「愛」ある発言が飛び出した。

■撮影前のカラダづくりでは「白湯」を飲み努力を重ねて

――念願の写真集出版で、撮影までの心境はいかがでした?

弓木:まさか出版できるとは思っていなかったので、頭が真っ白になるほどビックリでした。出版のお話を聞くために呼び出されたときは「私、何かしたかな…」と思っていたし、いざ聞いたら顔が固まってしまったほどで(笑)。うれしい一方、不安もあったんです。写真集は、私がいないと風景だけになってしまうじゃないですか。いい写真が撮れるかなとか、ファンの皆さんに喜んでもらえるかなとか、いろいろ考えていて。撮影したタイ・プーケットへ向かう前日には、同期の遠藤さくらが手を握って「頑張ってね」と励ましてくれました。

――遠藤さんも、過去に出版されていますね。ブログでは「先輩方の写真集はずっと大切にしていて、憧れ」だったと伝えていました。

弓木:(OGの)白石麻衣さんの写真集がすごく好きで、他の先輩方の写真集も自宅の本棚に並んでいるし、事前に表情を見て参考にしました。同期の写真集もあって、特に好きなのは田村真佑の写真集です。いつでも見られるように、お気に入りのページを開いて本棚に飾っていますし、私の写真集も感想を聞くのが楽しみです。

――撮影に向けて「ふわやか」というテーマを掲げていたのも、弓木さんらしいです。

弓木:造語だと思わないほど、日常的に使っていた言葉なんです。意味は、ふわっとしてやわらかいみたいな。写真集ではパキッとした写真ではなく、フェードのかかったふわっとした写真を載せたかったので、スタッフさんにお伝えしました。私の思いをくみ取ってくださって、めちゃくちゃふわやかに仕上げてくださいました。

――ふわやかな作品では、水着カットやランジェリーカットにも初挑戦。撮影に備えてのカラダづくりは?

弓木:急ピッチで鍛えると続けられないと思ったので、まずはゆるく、ピラティスに通いました。先生に「低血圧なので顔が青みがかってしまうんです」と相談したら「体を温めるのが大切」と教わって、白湯(さゆ)をすすめてくれたんです。撮影までは、白湯にほぐした梅ととろろ昆布を混ぜたものを飲み、自宅で腹筋とかもしました。撮影中の控え室ではメイクさんに「大丈夫かな」と言い続けていたんですけど、現場で口に出したら周囲にも不安が伝わってしまうと思ったので本番では言わずに、メンバーの写真集で学んだことも自信に変えて頑張りました。

――気品あるドレス姿で、大人っぽい表情を見せたカットなどもあります。

弓木:表情がワンパターンにならないように意識して、カメラの奥底を見ていました。カメラの手前を見ると、見てくださる方へ届く思いも浅くなってしまうという持論があるんです。いろいろな表情を見てほしかったし、写真集だからこその表情をお届けしようと、気合いを入れていました。

■坂道研修生時代の“同期”とは離れていても絆が


――グループにちなむお話も伺います。開催中の「真夏の全国ツアー2024」は、5年ぶりのドームツアーに。5年前といえば、弓木さんは坂道研修生として、レッスンやツアーで汗を流していました。

弓木:当時は不安でいっぱいでした。坂道研修生では最年長でしたし、同世代が将来に向けた勉強をしたり、スキルアップのために頑張ったりしているのを見て「私はこの夢を追い続けていいんだろうか」と葛藤もあったんです。でも、家族の応援に励まされていました。私が「辞めようかな」と相談したときには、母が「本当ですか。後悔しませんか?」とたしなめてくれて。離れて生活していたので、家族と再会したときに「強くなった」と思ってもらえるように、坂道グループや乃木坂46への好きな気持ちぶつけまくろうと、がむしゃらに頑張れました。

――7人きょうだいの大家族であるのも有名で、家族の絆もあって今があるんですね。

弓木:特に、母には支えられています。オーディションを受けたのも、私が坂道グループを好きだと知っていた母から情報を聞いたのがきっかけだったんです。父は私がやることに対して何でも「面白い」と持ち上げてくれますけど、正反対な母は現実と向き合わせてくれて。昔から、母に喜んでもらいたくて、母がやりたいことをマネすることも多かったんですけど「本当にやりたいことは何ですか?」とよく、考えるきっかけも与えてくれました。

――家族に支えられる一方、写真集を記念したSHOWROOMでは坂道研修生時代の同期である櫻坂46のメンバーからも、お祝いのメッセージが来たと明かしていました。

弓木:うれしかったです。坂道研修生の時代は一緒にいる仲間でしたけど、別グループのメンバーは、離れてしまった寂しさもあります。今はみんなの活躍を、ファンの皆さんのような立ち位置で見ているんです。櫻坂46の守屋麗奈ちゃんが出演番組で褒められていると「今さら、気づきました?」と思ったり、櫻坂46の大園玲ちゃんがメモキャラで注目されていた当時は「メモを見ていたし、知ってましたよ」と思ったり(笑)。一緒にいたときは実力を比べてしまう気持ちもあったんですけど、離れた今では坂道研修生を共にしたみんなへの愛が増しました。

――別々のグループであっても、坂道研修生時代からの絆は変わらず。

弓木:坂道研修生の同期で「集まりたい」とも話しているんです。日向坂46の高橋未来虹(高の正式表記は「はしごだか」)ちゃんからは「幹事をやって」とお願いされているんですけど、絶対に私はできないので…。誰かと一緒に幹事をやろうかな(笑)。

■グループで“同期”の賀喜遥香と田村真佑からの励まし


――バラエティ番組でも大活躍の弓木さんですが、写真集に関するブログで「自分にあまり自信がない」と明かしていたのが意外でした。

弓木:常に不安はあります。こうしたインタビューでも「私の言葉、ちゃんとお伝えできているかな」と考えてしまうし、丁寧な言い回しを心がけているのもあり、かえって頭がこんがらがってしまうときもあって…。行動のすべてを気にしてしまうので、周囲から「自信を持って」と言われることも多いんです。テレビ番組の出演後に「頭がいっぱいで収録中は考えられなかったけど、違う発言をしていたら他のメンバーを引き立てられたかな」と反省することもありますし、落ち込んだときはメンバーに連絡して、前向きな気持ちを取り戻しています。

――特に、励ましてくれるメンバーは?

弓木:同期の賀喜遥香と田村真佑の存在が大きく、プライベートでもよく会っています。一緒にいると小学生みたいに盛り上がれるし、気が楽なんです。励まし方はそれぞれ違い、遥香は性格が似ていて「たぶん、奈於はこう思っているんだろう」と察して言葉をかけてくれるので、安心します。真佑はまさに落ち込んでいるタイミングで連絡をくれて「何で分かるの!?」と驚くほどです。私を励ますために、前髪をオールバックにした姿で撮った面白い動画を送ってくれたり、お茶目なところに元気をもらっています。

――お仕事では、アシスタントを務めるラジオ番組『沈黙の金曜日』(FM FUJI/毎週金曜21時)も力になっているのかと思います。

弓木:私のターニングポイントになった番組です。素を出せる場所ですし、パーソナリティのアルピー(お笑いコンビのアルコ&ピース)さんと一緒だと、絶対的な安心感があります。テレビでもお会いして、『ラヴィット!』(TBS系/毎週月曜〜金曜8時)のロケでご一緒したときも心強かったです。お兄ちゃんのようなアルピーさんとのラジオは「自信を持っているから聴いてね」と、胸を張れます。

――信頼も厚いアルコ&ピースのお2人に、イジられる弓木さんも番組の味で。写真集への感想も楽しみですね。

弓木:はい。アルピーさんが写真集を見たら、絶対に「え、弓木ってこんな感じだったの?」と見返せると思うんです。お2人を「ギャフン!」と言わせます(笑)。

(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:上野留加)

 乃木坂46・弓木奈於1st写真集『天使だったのか』は、ワン・パブリッシングより発売中。価格は2500円(税込)。

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