ウィリアム皇太子の年俸が明らかに！ その額47億円！

　父チャールズ国王の即位にともない、コーンウォール公領を相続した英王室ウィリアム皇太子。初年度の公領からの収入が、2360万ポンド（約47億円）であることがわかった。

　Peopleによると、現地時間7月24日に、コーンウォール公領が年次統合報告書を発表し、2023～2024の会計年度の分配可能な剰余金が2360万ポンドに及ぶことがわかった。公務を行う王室メンバーである皇太子は王室から収入を得ておらず、ここから、彼と妻キャサリン妃、3人の子ども達の公費と、慈善費、私費を賄うそうだ。

　コーンウォール公領は、1337年にエドワード3世が王位継承者の資金として設立したもので、イングランドとウェールズにまたがる23州13万エーカーに及び、土地と農場、家屋、そのほかからなる資産は、10億ドル以上の価値があるという。

　ウィリアム皇太子は、2022年9月にエリザベス女王が死去したことをうけ、父チャールズ国王が即位し、彼が王位継承者となったことからコーンウォール公領を引き継いだ。会計年度途中で相続したため、皇太子としての1年間の収入が明らかになったのは今年が初めてだった。なお皇太子は、ここから経費を差し引いたうえで、納税することになっている。