“トム・クルーズも認める次世代スター”グレン・パウエル 『ツイスターズ』でも魅力全開

タイラー・オーウェンズ役のグレン・パウエル　映画『ツイスターズ』場面写真

　スティーブン・スピルバーグ製作総指揮×『ジュラシック・ワールド』製作陣が贈るアクション・アドベンチャー超大作映画『ツイスターズ』が8月1日から公開される。本作は、地球が生んだ、富士山より高く新幹線よりも速い竜巻モンスター＜ツイスターズ＞に、トラウマを抱えた気象学の天才のケイトや竜巻チェイサーのタイラーら寄せ集めチームが無謀ともいえる危険な“竜巻破壊計画”で立ち向かっていくというストーリー。『トップガン マーヴェリック』でハングマン役を務めた、“トム・クルーズも認める次世代スター”グレン・パウエルも出演しており、クールな見た目と竜巻に極限まで近づくワイルドさで周囲の人気も高い竜巻チェイサーのタイラー・オーウェンズを演じる。そんなタイラーは、グレンにとってハングマンに次ぐハマり役になっているという。

　日本での公開に先駆け、19日から全米公開され、全米初登場No.1の爆“風”的大ヒットスタートとなった本作。2024年公開作品オープニング興行成績3位とMEGAヒット中な上、「『トップガン マーヴェリック』以来の最高の体感映画！」など絶賛評であふれている。

　そんな本作に、スピルバーグが率いる製作陣の一人として関わっていたジョセフ・コシンスキー（『トロン：レガシー』『オブリビオン』）は、『トップガン マーヴェリック』で頭角を現したグレンを高く評価し企画段階から声をかけていたそう。グレンは、「ジョセフは、竜巻を追うワイルドなカウボーイをはじめとした生き生きとしたキャラクターや、個性豊かな竜巻が登場する素晴らしいアクションシーンなど、いかにこの作品がエキサイティングな映画になるかを教えてくれました」と振り返っている。

　これまでのグレンは、『ダークナイトライジング』『エクスペンダブルズ 3 ワールドミッション』『ドリーム』といった話題作に出演し、その度に私たちの記憶に鮮烈なインパクトを与え続け、その後、トム・クルーズ主演の世界的大ヒット作『トップガン マーヴェリック』の不遜なパイロット“ハングマン“役で爆発的な人気を獲得。

　本作の監督リー・アイザック・チョンも彼に魅了された一人で、タイラー役はグレンしか務まらないと考えていたそう。「タイラーのように生意気で目立ちたがり屋のキャラクターですらも愛され役にしてしまうのがグレン・パウエルの魅力です。彼は深みのある非凡な俳優だから、それを無理なく、自然に滲み出すのがとても上手なんです」と熱弁。優秀ゆえに自信過剰で仲間との衝突もしばしばあったが、厳しい訓練を通して仲間や上官の大切さを学んでいくハングマンを好演し、世界中を虜にしたグレンだからこそ自信をもってキャスティングできたという。

　劇中のタイラーは、序盤は無謀すぎたり悪ふざけがすぎる行動をとる場面も。聡明で生真面目なケイトとは正反対な性格で最初こそ対立するものの、竜巻を破壊し、大勢の命を救うという同じ使命をもって行動するうちに竜巻破壊へ希望を見出し、チームを組み協力していくことになる。

　グレンはタイラーについて「物語冒頭のタイラーはみんなが思っている通り自己顕示欲が
強く、アドレナリンが出るような刺激を求める男に映るでしょう。でもその後、彼には人間としての深みがあることに気づくと思います。彼は危険な行為を繰り返す変わり者に見えるかもしれませんが、決して間抜けではありません。彼は竜巻の驚くべきパワーに深い敬意を払い、竜巻によって引き起こされる破壊から人々を助けようとしているのです」と頼れる一面を明かしている。竜巻モンスターvs人類の迫力満点な戦いはもちろん、タイラーの繊細な物語にも期待が高まる。

　映画『ツイスターズ』は8月1日より全国公開。