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柳楽優弥が韓国満喫! Nソウルタワーで『夏目アラタの結婚』大ヒット祈願 特別映像公開

クランクイン! / 2024年7月30日 7時0分

映画『夏目アラタの結婚』プチョン国際映画祭オフィシャルスチール

 柳楽優弥が主演する映画『夏目アラタの結婚』より、柳楽と堤幸彦監督がソウルを訪問。現地を満喫する様子と、プチョン国際映画祭に参加した際の特別映像が公開された。

 乃木坂太郎の同名漫画を実写化する本作は、連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる獄中サスペンス。日本中を震え上がらせた連続殺人事件の遺族から相談を受け、死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公・夏目アラタ役に柳楽優弥。物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠役を黒島結菜が演じる。

 先日開催された第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭に参加するため、1年ぶりに韓国を訪れた柳楽。映画祭では500人を超える人が集まったレッドカーペットや、世界初上映となるワールドプレミアが行われた。

 今回解禁された映像は、映画祭の前に韓国の首都・ソウルを訪れた際のもの。映画祭への参加に向け、ソウルで現地グルメを満喫し気持ちを高めていく柳楽の普段は見られない姿を収めている。

 まず柳楽が訪れたのは、“恋人たちの聖地”としても名高いソウルを代表する観光スポットのNソウルタワー。恋人たちがラブロックと呼ばれる南京錠をかけて永遠の愛を誓う恋のパワーポイントとしても有名で、現地には数えきれない数の南京錠がかけられている。アラタと真珠の獄中結婚からすべてが始まる本作にちなみ、柳楽はアラタと真珠の名前がかかれたラブロックをかけて映画の大ヒットを祈願。「アラタと真珠の獄中結婚はどんな結末を迎えるのか? ぜひ劇場でご覧ください!」とアピールした。

 続いて、ソウルを代表する食の宝庫と言われている広蔵市場(カンジャンシジャン)へ。広蔵市場はソウルの中心部にあり地元の人も通う活気あふれる市場。屋台が立ち並び美味しい屋台グルメが安く食べられることでも有名なスポットで、柳楽は堤と合流して市場を散策。活気あふれる市場を歩きながら、柳楽は過去に堤とプロモーションで名古屋を訪れたことを思い出し、2人でソウルを訪れることができた縁に感慨深い様子を見せた。

 屋台に入ると、海苔巻きとトッポギを注文。海苔巻きが特に美味しかったようで、柳楽からは「マシソヨ!(美味しいです)」と韓国語も飛び出す。さらに店主がタコを水槽から鷲掴みにしてみせると、柳楽がそれを自らの手にのせ、堤が思わずカメラでその姿を撮影する一幕も。

 その後、屋台で現地グルメに舌鼓を打ちながら、改めて本作の撮影を振り返る。堤は柳楽の演技について「我々はよく出来高(思った通りの映像や表情が撮れているか)という表現を使いますが、(柳楽さんは)出来高抜群ですね! 作品を見てもらえるとわかります」と絶賛。

 特におすすめのシーンとして、面会室で真珠がガラスを割って出てこようとするシーンをあげ、「密かに『顔面歌舞伎』と呼んでいますが、そのシーンの空気感に巻き込まれている何とも言えない表情が好きで、ミリ単位での顔の作り方が本当に感心しました!」と太鼓判を押すと、柳楽も「ありがとうございます!」と笑顔を見せる。

 さらに、柳楽が「堤組に約18年たって参加できることでモチベーションも上がったし、監督にそう言ってもらえて少しは成長できたのかなって思えます」と、2007年の『包帯クラブ』以来約18年ぶりのタッグに思いを馳せると、堤は「(今回演じた夏目アラタは)余裕綽々で乗り越えられる役ではなかった。いい顔してますよ。ぜひ見てやってほしい」とその魅力を熱弁した。

 最後に2人が訪れたのは、今もなお伝統的な建築様式の家屋(ハノク)が残る街・ソチョン(西村)。韓国産の雑貨にこだわったセレクトショップ「MAKE FOLIO」で共演者へのお土産を買うことに。店内に入ってまず見つけたのは、茶器のセット。最初に堤が「まさか佐藤二朗にはいらんでしょ」と言うが、一番共演回数が多い柳楽は「絶対いります」と断言。佐藤へのお土産は、日本酒を飲むにも適しているというこの茶器のセットに決まった。

 黒島結菜には、柳楽も絶賛した桧系の香りがする香水を購入。そして、堤が女子の間で流行っているというボディオイルとマッサージツールのセットを発見し、丸山礼へのお土産も決定。中川大志には、韓国の赤いお米で作られた見た目にも珍しいマッコリを購入した。

 わずかな滞在時間ながらもソウルを満喫した柳楽は「人々のパッションを感じることができ、映画『夏目アラタの結婚』で韓国に来れて良かったです。そして今度はみんなで来ましょう!」と共演者に呼びかけた。

 この日の最後には、プチョン国際ファンタスティック映画祭のレッドカーペットに参加するためにプチョンへと移動。堤は「温かい人々に守られているんですね、この映画祭は。とても素敵なことですね」とし、「映画が盛り上がっている場所なんだなと改めて感じましたし、想像以上に賑やかでした。だからこそまた作品を持ってきてチャレンジしたいなと思いました。クリエイターやアートに対してもとてもオープンで背中を押してくれる空気を感じました」と今後の展望を語った。

 ワールドプレミアでは、本編上映後の舞台あいさつに多くの拍手に包まれて登場した柳楽が「カムサハムニダ!(ありがとございます!)」とあいさつ。「節目節目で韓国の映画祭に関わることができて感謝しています。これからもみなさんにお届けできる作品を増やして成長していきますので、またお会いできたらうれしいです」とメッセージを送ると、来場した韓国のファンから「10点満点中100点です!」などと声が上がった。

 映画『夏目アラタの結婚』は、9月6日より全国公開。

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