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吉幾三、笑福亭鶴瓶からの直接オファーで『怪盗グルーのミニオン超変身』吹替版に登場! 「グルーの歌唱」シーン解禁

クランクイン! / 2024年7月31日 8時0分

映画『怪盗グルーのミニオン超変身』日本語吹替版に出演した吉幾三

 アニメ映画『怪盗グルーのミニオン超変身』の日本語吹替版に、歌手の吉幾三が劇中の重要なシーンで「グルーの歌唱」として参加していることが明かされた。併せて、吉の歌唱シーンの本編映像が解禁となった。

 「怪盗グルー」の最新作となる本作は、7月19日の公開から2週目には本格的な夏休みに突入し、週末観客動員数ランキングNo.1を記録。日本語吹替版に、主人公グルー役の笑福亭鶴瓶、ルーシー役の中島美嘉らが続投しているほか、グルーの高校時代の同級生で宿敵であるマキシム役の片岡愛之助、悪党を夢みてグルーに急接近する少女ポピー役の山田杏奈がシリーズ初参戦している。

 解禁になった映像は、AVL(反悪党同盟)刑務所内でのお楽しみ会の一コマ。グルーに積年の恨みを持つはずのマキシムとグルーが、マイクの取り合いをしながらも見事なデュエットを披露している。

 2人が歌うのは1980年代に活躍したイギリスのポップデュオ、ティアーズ・フォー・フィアーズの「ルール・ザ・ワールド」。80年代のカルチャーを感じさせるスタイリングで登場したグルーとマキシムは大勢の囚人たちを前に、音に合わせてノリノリで腕を振りながら1本のスタンドマイクで歌いだす。

 お互いを押しのけたり、グルーのウィッグをはがしたり、ライバルらしくマイクを取り合う2人だが、歌が佳境に入るとライバルだった2人の歌声は重なり合い、息もぴったりに。美しいハーモニーで歌いきる彼らに囚人たちも立ち上がり歓声と拍手が飛び交う。本作を語る上では外すことのできない重要なシーンだ。

 「怪盗グルー」シリーズの日本語吹替版に初出演となる吉幾三は、グルーやミニオンたちの印象について「孫が大好きなシリーズで、よくミニオンのモノマネをしていました」と語る。

 実は今回の出演は、グルー役の笑福亭鶴瓶からオファーを受け決定したとのこと。オファー当時を振り返って、「(該当シーンの)最初から最後まで英語で歌うのは初めてだったので、『俺何すればいいの?』と(鶴瓶に)メールをしたら、『やれや!』だけの返事が来ました(笑)。でも僕らは『やれや!』『分かったわ!』で通じる間柄なのでとにかく頑張りましたが、そっちは関西弁で吹き替えているのに、なんで俺だけ英語やねん!と思いました(笑)」と、ここだけの裏話を披露。

 長い歌手生活の中でも初めての経験だと明かす吉は「最初にお話を頂いた時は、歌謡曲よりは簡単かなと思っていたのですが、なんと英語の曲で! 最初は『俺の英語で分かるんか!?』と思いましたので、迷惑をかけるかもしれないとお断りしようと思ったのですが、頑張ってみようと思いお引き受けしました。知り合いのレコーディングディレクターが英語の発音に指示出ししてくるのですが、『そんなに言うなら、実際にやってみせて!』なんてジョークを言い合いしながらなんとか収録しました。でもやっぱり大変であんなに苦労したのはデビュー以来でした(笑)」と、収録時の苦労した様子も語った。

 アニメ映画『怪盗グルーのミニオン超変身』は、全国公開中。

 そのほかの吉幾三のコメントは以下の通り。

<吉幾三コメント>

――「怪盗グルー」シリーズをご存じでしたか?

 孫が観ていたことを覚えています。よくミニオンのモノマネをしていました。当時は怪盗グルーに相当ハマっていたんでしょうね。

――今回のオファーを受けた時の詳細を教えて下さい。

 最初にお話を頂いた時は、歌謡曲よりは簡単だろうと思っていました。ただ少し声を変えなければいけないのかな?とかそれくらいに考えていました。なるべく早く音資料と譜面が欲しいとお願いしたら、なんと英語の歌でした(笑)。最初は「俺の英語で分かるんか!?」と思いましたので、ご無礼をお掛けしたらいけないのでお断りしようと思ったのですが、頑張ってみようとお引き受けしました。でもやっぱり大変であんなに苦労したのはデビュー以来でした(笑)。

 レコーディングディレクターの方が私の知り合いなのですが、そのディレクターが「もっと舌を丸めて下さい」なんて発音の指示を出してくるんですが、「そんなに言うなら、実際にやってみせて!」なんてジョークを言い合いしながら、なんとか収録しました。自分で作った曲で英語の単語を入れた曲はありましたが、最初から最後まで英語の曲は初めてでしたので、とにかく一生懸命に歌いました。本当に大変でアルバムを2日で制作している感じでした。

――鶴瓶さんとプライベートでは長いお付き合いなのですか?

 そうですね。もう40年以上前のまだ20歳代のデビューしたての時ですかね。今回の話を受けた時も、メールで「俺何したらいいの?」と聞いたら「お前、やれや」と(笑)そっちは関西弁?で吹替えているのに、なんで俺だけ英語やねん!と思いましたね(笑)。でも僕らは「やれや!」「分かったわ!」で通じる間柄なので。鶴瓶さんは落語家として天才だと思いますね。僕は歌しかありませんが、何をやってもやりきることのできる人だと思います。

――次に鶴瓶さんにお会いしたら、今回の件は何と伝えますか?

 「やれや」だけのメールはないだろう!と。「どれだけ苦労したか分かってんのか!お前も歌ってみ!」と伝えたいですね(笑)。映画のヒットに少しでも貢献できていれば大変嬉しいです。でも、続編があっても呼ばないでね! 大変だったから(笑)。

――これから本作をご覧になる予定の方へメッセージをお願いします。

 皆さん、是非本作をご覧ください。そして俺の歌を聞いてくれ!(笑)

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