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『24時間テレビ47』SPドラマは萩本欽一と妻の物語 伊藤淳史が萩本、波瑠が妻を演じる

クランクイン! / 2024年8月1日 4時0分

24時間テレビ47スペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん ~萩本欽一を愛した女性~』(左から)主演・伊藤淳史、ヒロイン・波瑠

 8月31日・9月1日に放送される『24時間テレビ47』(日本テレビ系)のスペシャルドラマが『欽ちゃんのスミちゃん ~萩本欽一を愛した女性~』(8月31日21時ごろ放送)に決定。主演・萩本欽一役を伊藤淳史、欽一の妻役を波瑠を務めることが発表され、2人のコメントが到着した。脚本は政池洋佑。

 「視聴率100%男」とうたわれ、日本のエンターテインメント史上に燦然(さんぜん)と輝く功績を残す萩本欽一。そんな彼が結婚した女性・澄子は、欽ちゃんが新米芸人として第一歩を踏み出した劇場で、当時大人気の踊り子だった。高嶺の花のはずだったスミちゃんは、なぜかダメダメだった新米の欽一を、いつも応援し助けてくれた。やがて時が経ち、欽一が次々とチャンスをつかみ大スターの階段をかけのぼった頃、あることがきっかけで彼女は書きおき一つを残し忽然と姿を消してしまう。そのとき欽ちゃんが芸能生命を賭してとった驚きの行動とは?

 世間をあっと言わせるドラマチックななれそめで結婚し、3人の子宝にも恵まれた2人だったが、作り上げた家族の形もちょっと不思議なものだった。その在り方に欽ちゃんは「夫としては…最悪でしょ」「誕生日も結婚記念日も旅行行ったこともゼロだし…」と思い続けてきたが…。年を重ねて、そしてスミちゃんが亡くなってから初めて、彼女が長年いだいていた想いに向き合っていく欽ちゃんだった―。

 半世紀に渡る、不器用だけど心に迫る愛の物語を、日本テレビに眠る貴重な“欽ちゃん”の映像も織り交ぜて届ける本作。日本芸能史上屈指のレジェンドになるまでのストーリーも、愛する人と結ばれ家庭を持ってからのストーリーも、驚きの連続だ。

 そんな萩本欽一を演じるのは伊藤淳史。現在40歳の伊藤は、本作で「視聴率100%男」とうたわれた日本屈指のコメディアンの10代から80代までを演じる。

 伊藤は「萩本欽一さんご本人を演じるという大役をいただき、心身ともに引き締まる思いです。今回の台本は、萩本さんご自身の書籍や、ご家族とのやり取りをもとに作られています。萩本さんと奥様の澄子さんとの深い繋がりが、とても胸に響く素晴らしいお話でした。プロデューサーや監督に身を預け、精一杯演じたいと思います」とコメント。「当時の実際の映像も盛り込まれたドラマになっていて、出来上がりを見ることを、僕も今から楽しみにしています。心を込めて演じて参りますので、是非ご覧いただければ嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いいたします」と言葉を寄せている。

 そして、終生、ある思いを胸に萩本欽一の妻でありつづけた信念の人、澄子を波瑠が演じる。澄子は、まだ駆け出しの欽ちゃんがずっと特別な想いを抱き続けた女性であり、また欽ちゃんを半世紀にも渡って支え続けた。波瑠はそんな澄子の20代から80代で亡くなるまで表現する。

 波瑠は「世間から見たらそれって夫婦なの?と思われてしまう様なちょっと不思議なところがあるのかもしれません。それでも大切に思い合っている2人の姿を表現できればと思います。澄子さんがどんなふうに考えていたか、萩本さんもあまりご存知ないと伺っていますので、私なりに澄子さんの気持ちをたくさん想像して、汲み取れるようにがんばります」と意気込みを。そして「人生をドラマに凝縮すると描き切れない瞬間がたくさんあると思うのですが、心の中では萩本さんを想う澄子さんでいっぱいにして日々を過ごしたいと思います」と続けた。

 伊藤と波瑠が実在の人物のおよそ60年もの生き様をどう演じ、どんな夫婦像を作り上げるのか、期待が高まる。

 24時間テレビ47スペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん ~萩本欽一を愛した女性~』は、日本テレビ系にて8月31日21時ごろ放送。

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