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BTS ジョングクに似てる!? 日本人デザイナーが明かす、『インサイド・ヘッド2』イイナーの“デザインの秘密”

クランクイン! / 2024年8月2日 7時0分

(右から2番目)キラキラのお目々が特徴的なイイナー 映画『インサイド・ヘッド2』場面写真

 現在公開中の『インサイド・ヘッド2』では主人公ライリーの中に芽生えた<大人の感情>が新キャラクターとして登場する。その中でも特にかわいらしい見た目で注目を集めているのが、小さな体で背伸びして、いつでも周りの誰かを羨んでいる“イイナー”だ。SNSでは「BTSのジョングクに似てる!」とも話題にもなっているイイナーだが、そのデザインを手掛けたのは、キャラクター・アート・ディレクターの村山佳子。「実はチームがすごく苦労したキャラクター」だったそうで、イイナーの制作秘話を明かした。

 小さい体に大きくてキラキラした目が印象的なイイナーのデザインを手掛けた村山は、「イイナーは実はチームがすごく苦労したキャラクターなんです。嫉妬はあまりかわいい感情じゃないので、どのバージョンのイイナーも『あまり可愛くないね。好きになれないね』という意見があったんです」と制作当時を振り返る。

 しかしある日、プロダクションデザイナーとケルシー・マン監督が「いいなぁ、うらやましいなって“雨に濡れた子犬”みたいな顔しているのはどう?」と言ったところからイイナーの方向性が決まったそう。

 「そこからは雨に濡れた子犬、細かく言えばコッカー・スパニエルの子犬の写真をたくさん検索しました(笑)。あと、Envy(イイナー)という言葉はinvidia(インヴィディア)という目に関する言葉からきているので、目をキラキラに強調しました」と、いつも誰かを羨んでいるイイナーのキャラクター性を表現するために試行錯誤したことを明かした。

 さらに、マン監督は「イイナーの目がとても大きいのは、ディズニープリンセスみたいにいつも『私もああだったら良いのに』『あそこに行けたら良いのに』などとほかの人を見て“羨ましい”と思うからです。イイナーの目にはバリエーションをいくつか作りました。基本のものと、もっと大きいもの、そしてアニメのようにきらきらしているものがあるんですが、それはイイナーがものすごく強く羨ましいと思っていて物語の中でも鍵となるシーンに使いました」と語る。

 大好きなライリーの幸せを願うがあまり、“思春期警報”とともに現れた<大人の感情>のシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシたちは、ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリたちを司令部から追放してしまい、誰にでも優しく明るい頑張り屋さんのライリーは自分らしさを失ってしまう。イイナーの大きな目が特に輝く、物語のカギとなるシーンではライリーにどんな出来事が起こるのか? 劇場で確かめてほしい。

 アニメ映画『インサイド・ヘッド2』は全国公開中。

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