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アカデミー賞ノミネート『ロボット・ドリームズ』、日本公開日が11.8に決定 日本オリジナルビジュアルも

クランクイン! / 2024年8月5日 17時0分

映画『ロボット・ドリームズ』ポスター

 第96回米国アカデミー賞ノミネート作品『ロボット・ドリームズ』の日本公開日が11月8日に決定。日本オリジナルのビジュアル2種が解禁された。

 本作は、1980年代のニューヨークを舞台に、ドッグとロボットの友情を描く物語。本年度米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネートのほか、アニー賞、ヨーロッパ映画賞、ゴヤ賞ほか、数々の映画賞を受賞した。『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞「作品賞」などを受賞したギレルモ・デル・トロ監督は、「美しく、想像を遥かに超え、そして温かい」と称賛コメントを寄せている。

 監督を務めたのは、『ブランカニエベス』(2012年)が第27回ゴヤ賞にて作品賞を含む最多10部門を受賞したスペインを代表する名匠パブロ・ベルヘル。アニメーション映画へは初挑戦ながら、サラ・バロンのグラフィックノベルをもとに、切なくも温かい作品を作り上げた。さらに、アース・ウインド&ファイアーの名曲「セプテンバー」が映画に彩りを添えている。

 大都会ニューヨーク。ひとりぼっちのドッグは、孤独感に押しつぶされそうになっていた。そんな物憂げな夜、ドッグはふと目にしたテレビCMに心を動かされる。数日後、ドッグの元に届けられた大きな箱。それは友達ロボットだった。セントラルパーク、エンパイアステートビル、クイーンズボロ橋…ニューヨークの名所を巡りながら、深い友情を育んでいくドッグとロボット。ふたりの世界はリズミカルに色づき、輝きを増していく。

 しかし、夏の終わり、海水浴を楽しんだ帰りにロボットが錆びて動けなくなり、ビーチも翌夏まで閉鎖されてしまう。離れ離れになったドッグとロボットは、再会を心待ちにしながら、それぞれの時を過ごす。やがてまた巡りくる夏。ふたりを待ち受ける結末とは―。

 今回、日本公開日決定に併せて、日本オリジナルのビジュアルが完成。夕景のビーチを舞台に、主人公であるドッグとロボットが手を繋いていでる様子が描かれている。背景には、ニューヨーク市内に程近いビーチリゾートであるコニーアイランドを連想させる、名物の観覧車ワンダーホイール、100年近くも動き続けるジェットコースター・サイクロンを模したアトラクションが配置され、ニューヨークが舞台だという事が一目で分かる仕上がりに。さらに「きみは覚えてる? あの夏、出会った日のことを――」「一生あなたの心に残る、宝物のような102分」というキャッチコピーも添えられ、アカデミー賞にノミネートを果たした本作の高いクオリティを予感させるビジュアルとなっている。

 なお本作の上映劇場では、同ビジュアルの夕景のほか、昼景を加えた2種類のフライヤーを掲出する予定。8月30日より、ムビチケカードも発売される。

 アニメ映画『ロボット・ドリームズ』は、11月8日より全国公開。

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