『虎に翼』“寅子”伊藤沙莉、“美佐江”片岡凜の前でとった咄嗟の行動に波紋「めちゃくちゃわかる」「過剰反応」

連続テレビ小説『虎に翼』第92回より

　伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』（NHK総合／毎週月曜〜土曜8時ほか）の第19週「悪女の賢者ぶり？」（第92回）が6日に放送され、寅子（伊藤）が美佐江（片岡凜）の前で思わず咄嗟にとった行動について、ネット上にはさまざまな反応が寄せられた。

　新潟市内で事件が発生。森口（俵木藤汰）の娘・美佐江（片岡凜）がその事件に深く関わっているのではないかという疑惑が持ち上がる。赤い腕飾りのことが気にかかる寅子（伊藤沙莉）は、正面から美佐江と向き合って話そうと決意する。

　そんな中、美佐江の方から寅子に会いにやってきて、自分は無関係の事件に巻き込まれたと話をし始める。寅子が赤い腕飾りについて追及すると、美佐江は意味深に微笑みながら答えをはぐらかし、部屋を出て行こうとする。そんな美佐江を寅子は強引に引き留めて「本当のことを話してくれない？」と食い下がる。

　法律を学んでいる美佐江は、罰せられる理屈や量刑の決め方は理解できるが、でもなぜそれが悪いことに定義されるのかわからないと説明し、じっと寅子を見つめながら「佐田先生は心から納得した答えが出せます？　どうして悪い人からものを盗んじゃいけなのか…どうして自分の体を好きに使ってはいけないのか…どうして人を殺しちゃいけないのか」と問いかける。

　出て行こうとする美佐江に「一緒に考えてみない？」と必死に対話を呼びかける寅子。するとそこへ、寅子の幼い娘・優未（竹澤咲子）がやってくる。寅子は近づいてくる優未を美佐江から遠ざけようと自分のところへ抱き寄せる。そんな寅子の姿を見た美佐江は、失望したような表情を浮かべて立ち去ってしまうのだった。

　この寅子の行動に対して、ネット上には「優未を咄嗟に守ってしまうのめちゃくちゃわかる」「そりゃ抱き寄せてしまうよ」「優未ちゃんがあのタイミングで来たら寅子もああするか…」などの声が相次ぐ一方で「みさえが不気味で怖いにしてもそれは過剰反応」「あからさますぎないか？」「一方的に疑われて犯罪者扱いされる美佐江さんの切なさもわかって胸がぎゅっとなる」といったコメントも集まっていた。