「スター・トレック」シリーズの最新作『スター・トレック：セクション31』、25年配信＆特報解禁

映画『スター・トレック：セクション31』場面写真

　「スター・トレック」シリーズの最新作となる映画『スター・トレック：セクション31』が、Paramount＋にて2025年独占配信されることが決定。併せて、ミシェル・ヨー演じる悪逆非道な主人公フィリッパ・ジョージャウの誕生に迫る特報が解禁された。

　宇宙を舞台とした壮大な世界観のもと、地球をはじめとする様々な惑星出身の人種も文化も異なる個性豊かなキャラクターが織りなすストーリーが、長きにわたり多くの人々を魅了し続けている「スター・トレック」。そんな人気シリーズの最新作で主演を務めるのは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』（2022）で主演を務め、第95回アカデミー賞（R）主演女優賞をアジア人として初めて受賞したミシェル・ヨーだ。

　ミシェルが演じるのは、オリジナル「スター・トレック」シリーズの約10年前を舞台にしたドラマシリーズ『スター・トレック：ディスカバリー』にも登場したフィリッパ・ジョージャウ。ジョージャウは大量虐殺や拷問も厭（いと）わない悪逆非道な帝国皇帝でありながら、時として周りに無条件で救いの手を差し伸べる一面を持った人物で、そのミステリアスなギャップが多くのファンの心をつかんだシリーズ屈指の人気キャラクター。

　今回解禁された特報映像では、帝国に忠誠を誓う若き日のジョージャウと、“セクション31”と呼ばれる非合法のスパイ活動を行う秘密組織で暗躍するジョージャウの現在の姿が映し出される。ゴージャスな衣装を身にまとい、“セクション31”の仲間と思われる個性豊かなキャラクターたちの反発を、不敵な笑みと不遜な言葉で華麗にかわすミステリアスな存在感を放つ姿や、武器を持った敵をなぎ倒すキレキレの戦闘シーンも披露しており、数々のアクション作品に出演経験のあるミシェルのアクションに期待が高まる。

　映像ではそのほか、ジョージャウが「過去からは逃れられない」と忠告を受ける姿も映し出され、これまで明らかになっていなかった彼女の過去が明かされることを匂わせる。果たして、彼女はいかにして帝国の皇帝へと成りあがったのか？　そしてなぜ数百万人もの国民を殺戮（さつりく）する暴君へと変貌を遂げたのか？　衝撃の真実に注目が集まる。

　本作の製作陣には、これまでの「スター・トレック」シリーズや大ヒット作品などに携わってきたハリウッドを牽引する実力者が集結。エグゼクティブプロデューサーに、2009年の映画『スター・トレック』の脚本と製作総指揮を務めて以来ドラマシリーズも手掛け、映画『ミッション：インポッシブル3』や『アメイジング・スパイダーマン2』の脚本なども務めたアレックス・カーツマン。『スター・トレック：ディスカバリー』でも脚本を務めたクレイグ・スウィーニーと、監督を務めたオラトゥンデ・オスンサンミが本作でも脚本と監督を担う。

　映画『スター・トレック：セクション31』は、2025年にParamount＋にて独占配信開始。