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『がんばっていきまっしょい』ボート部女子高生たちの“勝ちたい”気持ちあふれるWEB限定予告公開

クランクイン! / 2024年8月9日 12時0分

映画『がんばっていきまっしょい』メインビジュアル

 アニメ映画『がんばっていきまっしょい』より、主人公・悦子ら三津東高校ボート部員の“勝ちたい”気持ちがあふれ出たWEB限定予告【大会編】が解禁された。

 原作は、1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した敷村良子による同名の青春小説。自然豊かな愛媛県松山市を舞台に、ボート部に青春をかけた女子高校生たちの成長や、等身大の心のゆらぎをみずみずしく描く物語は、1998年に田中麗奈主演で実写映画化。2005年にも鈴木杏、錦戸亮主演でドラマ化された。

 今回のアニメ映画版では、監督を櫻木優平、脚本を大知慶一郎、キャラクターデザインを西田亜沙子が担当。ボートに青春をささげる部員たちを雨宮天、伊藤未来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美が演じるほか、竹達彩奈、三森すずこ、内田彩、江口拓也も魅力あるキャラクターを演じ、物語を支える。主題歌と挿入歌を歌うのは、僕が見たかった青空。

 本作は6月フランスにて開催された世界最大規模のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭2024」で、非コンペ部門「アヌシー・プレゼンツ部門」へ出品された。

 WEB限定予告【大会編】では、悦子たち三津東高校ボート部の5人が「勝ちたい」という同じ思いのもと、目標に向かって心を一つにし、大会に挑む様子が映し出されている。

 悦子たちの通う三津東高校のモデルとなった愛媛県松山東高等学校の出場も決定している2024年度全国高等学校総合体育大会(高校総体・インターハイ)のボート(ローイング)競技が、8月8日から開催中だ。解禁された映像では、大会優勝に向け燃えたぎる悦子、リー、ヒメ、ダッコ、イモッチのひたむきな姿が切り取られている。

 転校生のリーに、半ば強引に新しくできたボート部に入ることになった、悦子。練習中もバラバラなオールの動きに「しんどっ…」と、思わず声を漏らす。一方で、全国大会を目指す競合校・港山高校のエース・梅子から「邪魔にならないようにして欲しいかも」とくぎを刺され、彼女たちの眼中にすら入っていない事実を突き付けられる。その言葉に闘志をむき出しにするダッコとイモッチの姿や、悦子たちがボートに夢中になっていく様子が映し出される。

 そして、5人に芽生えた“勝ちたい”という気持ちをきっかけに、バラバラだったオールの動きがそろい始めていく様子も。さらに、梅子の「君らには負けないよ」と、悦子の「勝つよ」という、大会前の2人のセリフから、かつて相手にもされなかった悦子たちが、ライバルにまで成長した様子がうかがえる。

 そんな、5人のピュアな青春物語に、公益社団法人日本ローイング協会の坂田東一会長は「バラバラだった4人のオールの動きが、皆の学校生活、日常生活を通じて、お互い励まし合いながら心が一つになって一糸乱れぬ動きになっていく。そして、艇のスピードもどんどん上がる。そんなローイング競技の醍醐味(だいごみ)が、美しい映像美とともに表現された映画です」とのコメントを寄せた。

 アニメ映画『がんばっていきまっしょい』は、10月25日より全国公開。

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