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黒沢清監督作『Cloud クラウド』菅田将暉、古川琴音、窪田正孝らキャラポス6点解禁 ジャパンプレミアも開催決定

クランクイン! / 2024年8月21日 12時0分

映画『Cloud クラウド』“人怖”キャラクターポスター6種

 菅田将暉が主演する映画『Cloud クラウド』より、劇中に登場するキャラクターたちの持つ“心の闇”を、それぞれの劇中セリフによって浮き彫りにしていく“人怖(ひとこわ)”キャラクターポスター全6種が解禁された。

 黒沢清監督がメガホンをとった本作は、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミアに続き、第49回トロント国際映画祭での北米プレミアも決定した。

 このたび解禁されたのは、劇中に登場するキャラクターたちの持つ“心の闇”を、それぞれの劇中セリフによって浮き彫りにしていく“人怖(ひとこわ)”キャラクターポスター全6種。

 菅田将暉が演じる、転売で日銭を稼ぐ主人公吉井は「人の言いなりになって働くのは、うんざりだろ」と彼がなぜ転売業を行っているのか象徴するセリフが。

 続く、古川琴音が演じる吉井の謎多き恋人・秋子は「いろいろ買うよ。欲しい物いっぱいあるから」と果てしない欲を示すセリフ、奥平大兼が演じる吉井に雇われたバイト青年・佐野は「元々信じてなんていなかったじゃないですか」と誰かの心理を看破するセリフ、岡山天音が演じるネカフェで生活するフリーター・三宅は「そういう自由って保障されてるんじゃないの?」と人生に対するいらだちを発露するセリフが添えられている。

 荒川良々が演じる、吉井が勤める工場の社長・滝本は「誰それ。お友達?」とビジュアルとあいまって絶妙に怖さを感じるセリフ、そして、窪田正孝が演じる吉井の転売業の先輩・村岡は「嫌でも忘れられないようにしてやる」と執念深いセリフが載せられている。

 いずれものビジュアルもキャラクターたちと「こちら側」の視線が交錯するような印象的なカットを採用。こちら側も知らず知らずのうちに自分の心にすむ闇と向き合ってしまう。また、セリフからキャラクターたちの人物像やシーンを想像しながら楽しめるデザインに仕上がっている。

 併せて、菅田将暉、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝らメインキャストと黒沢監督が撮影後初めて一堂にそろうジャパンプレミアが9月10日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催されることが決まった。チケットはチケットぴあにて、先行抽選プレリザーブが8月29日11時~9月5日11時まで。一般発売は9月6日10時~9月9日16時まで(WEBのみ。予定枚数に達し次第、販売終了。1人2枚まで)。

 映画『Cloud クラウド』は、9月27日より全国公開。

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